三菱ケミカルホールディングス(4188)の株価から買い時・売り時を考察していきます。
結論から言えば、買いの銘柄です。
ただし、配当が発生する場合にのみ買い判断です。
・比較的割安な株価
・今期も7%の減益を計画
・1株辺りの配当は3.78%、24円
・配当が続く限りは買い目線
三菱ケミカルホールディングス(4188)の株価情報
三菱ケミカルホールディングスの株価
株価:634.3
PER:18.38倍
PBR:0.77倍
BPS:824.07
配当金:24円
配当利回り:3.78%%
2020/5/29のデータ
三菱ケミカルホールディングスの事業内容
事業セグメント
機能商品:30%
ケミカルズ:32%
産業ガス:19%
ヘルスケア:14%
その他:5%
総合化学首位。
化学・レイヨン・樹脂が合併した三菱ケミカルが中核。田辺三菱製薬、大陽日酸も。
三菱ケミカルホールディングスの株価の推移
■10年チャート
■1年チャート
三菱ケミカルホールディングスの株価を見る限り順調ですが、暴落が何度か発生しています。
2015年、2016年、2018年と下落しています。米中貿易摩擦の影響もあり、石油化学製品の需要減が原因と推測します。
経常利益の推移
2021年は減益予想か?
2017年:2,583 億円
2018年:3,440 億円
2019年:2,848 億円
2020年:1,220 億円
2021年:-
業績はやや減益です。
2,000~3,000億で推移しています。
財務状況
自己資本比率:22.8%
有利子負債自己資本比率:195.11%
ROE:4.24%
EPS:38.08円
流動比率:106.4%
有利子負債が多い。
田辺三菱製薬をTOBで完全子会社化した影響で、投資CVは大幅なマイナスとなりました。
三菱ケミカルホールディングスの株主優待
三菱ケミカルホールディングスの株主優待はありません。
三菱ケミカルホールディングスの今後
もともと純利益は対前年度で減益予想。しかし状況は悪化しています。
石油化学事業の需要減により、今後も厳しい状況は続くと予想します。
まとめ
石油関連の需要減から厳しい状況が続くと予想します。
しかし、田辺三菱製薬の完全子会社化など、安定した企業基盤が出来つつあります。
不安定さもありますが、配当が継続なら買いの判断です。
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