株式投資の始め方「初心者向け」

エムスリー(2413)の株価 今後の株価予想、下落の可能性は?

エムスリー株価
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エムスリー(2413)の株価から買い時・売り時を考察していきます。

医師・医療従事者向けの医療情報ポータルサイトの運営。

結論として、買い銘柄です。下落時に購入したい銘柄と言えます。

エムスリー株価まとめ

・株価は急上昇中

・長期的にみても株価は右肩上がり

・1Q売上高は15%増と連続で過去最高を更新!

エムスリー(2413)の株価情報

エムスリーの株価

株価:6,090

PER:-倍

PBR:24.84倍

BPS:245.13

配当金:-

配当利回り:-%

2020/09/11のデータ

エムスリーの事業内容

ソニー関連会社。

医療従事者向け情報サイトで製薬会社の情報提供支援。

治験など周辺分野開拓。

コロナ禍に株価が急上昇しています。

事業セグメント

メディカルプラットフォーム:37%
エビデンスソリューション:16%
キャリアソリューション:12%
サイトソリューション:9%
海外:23%
その他:2%

医療業界という非IT領域にテクノロジーを持ち込み、日本をはじめ米国や中国など世界10カ国の医療従事者を巻き込みIT化を行っています。

メディアプラットフォームでは、毎日の診療に役立つ最新の医療・医薬品情報を視聴できるスマートフォンアプリ「MR君」を始め、医療関係者向けの情報を提供しています。製薬情報を中心に、幅広いマーケティングニーズに対応するサービスラインアップを拡充しています。エムスリーの中でも売上を大きく占めている領域です。

エビデンスソリューションでは、治験期間短縮が可能となり、高いモチベーションの医師の所属施設が試験に参加出来ています。試験の進捗をWebマーケティングのように管理・改善が出来ています。

キャリアソリューションでは、医師、薬剤師採用支援を行っています。エムスリーキャリアのサービスを通して転職活動を支援しています。

サイトソリューションでは、様々なプロフェッショナル人材により、多角的に医療機関(サイト)の経営と運営をサポートするサービスを展開。国内の医療機関支援、また、患者サービスを提供しています。

海外展開では中国等のアジア地域が急拡大しているようです。

エムスリーの株価の推移

■10年チャート

■1年チャート

強気なチャートです。直近の値動きからすると天井付近のようにも見えますが、更に上昇の可能性有り。

押し目で買いたいところ。

株価が高値を付けた後に、下落したときが買いと見れます。

今の株価の動きからすると、4,000円~5,000円代は絶対に買いです。

株価は更なる上昇の可能性、10,000円代も将来的に見込め、株式分割の可能性もあります。

経常利益の推移

2021年3月期は増益予想


2017年:249 億円
2018年:274 億円
2019年:309 億円
2020年:346 億円

経常利益に多少ブレはあるものの、着実に増加しています。

財務状況

自己資本比率:74.9%

有利子負債自己資本比率:-%

ROE:16.34%

EPS:31.89円

流動比率:318.6%

流動比率も高く、堅実に経営が出来ていると判断。

エムスリーの株主優待

エムスリーの株主優待は特にありません。

エムスリーの今後

2017年、米フォーブス誌で「世界で最も革新的な成長企業ランキング」世界5位(日本企業1位)に選出されている将来を期待されている企業です。

ソニーネットワークコミュニケーションズが出資して立ち上げた会社です。

IR情報によると34%ソニーが株式を保有しているものの、依存関係はないとのこと。

エムスリーのシステムは比較的高額と言われていますが、医療ITシェア8割を考えれば費用対効果に満足している医療従事者が多いと言えます。

国内のシェアはまだ高められる可能性があるものの、今後は海外展開を積極的に行う必要があると言えます。

今後の株価上昇には海外展開の成功が必要不可欠とも見れます。

まとめ

エムスリーの株価・チャートから分析してきましたが、国内のITシェア8割を考えれば、医療ITの絶対的ポジションを確立していると見れます。

今後の将来性は海外展開の成功と言えます。

以上のことを踏まえて買い銘柄と判断できます。

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