ソフトバングループ(9984)の株価から買い時、タイミイングを考察していきます。
結論は、今買いの株銘柄です。
・スプリントがTモバイルとの合併承認へ
・経営不振のWeWorkの2021年に黒字化計画
ソフトバングループ(9984)の株価情報
ソフトバングループの株価
株価:5,751
PER:-倍
PBR:1.50倍
配当金:44円
配当利回り:0.92%
2020/02/12のデータ
ソフトバングループの事業内容
事業セグメント
ソフトバンク事業:45%
スプリント事業:37%
アーム事業:2%
ブライトスター事業:11%
その他:2%
巨額投資ファンド運営。傘下にソフトバンク、米スプリント、英ARM、持分法に中国アリババを所有。
ソフトバングループの株価の推移
■10年チャート
■1年チャート
長期チャートでトリプルトップを形成中。
投資事業の赤字の影響が大きいものの、株価は上昇しています。
株価6,000あたりが分かれ目か?
経常利益の推移
2020年は減益予想。
2015年:12,130 億円
2016年:9,191 億円
2017年:7,125 億円
2018年:3,846 億円
2019年:16,913 億円
2020年:-
2019年は利益が1兆を超えることもあります。
懸念材料でもある「ソフトバンクビジョンファンド」が今度どの程度影響を及ぼすかが注目です。
2020年1月時点ではWeWork、OYO事業の赤字は大きい。
財務状況
自己資本比率:21.1%
有利子負債自己資本比率:205.8%
ROE:22.04%
EPS:1,268.15円
流動比率:105.8%
有利子負債が多すぎる状況です。積極的な買収、そして、巨大企業だからできる事です。
とはいえ適正な範囲を大幅に超えているとも見れます。
ソフトバンクグループの株主優待
ソフトバンクグループ(ソフトバンク、ワイモバイル、インターネット)の割引があります。
ソフトバングループの今後
今後の施策として気になるポイント。
投資事業の赤字垂れ流し状態を改善、または損切できるか?
まだ隠れている赤字事業を早期黒字化、もしくは辞める判断ができるかどうか?
まとめ
ソフトバングループの株価は大型投資の影響が大きく響きます。
赤字の投資事業を早期に黒字化、もしくは黒字化への道筋を経てるかが課題です。
その意味では、スプリントとTモバイルの合併承認の影響は、市場に大きなプラスのイメージをもたらしています。
また、Weworkの黒字化は急務ですが、2021年の黒字化計画が実現できれば大幅に業績を改善できます。
不安要素は残るもの、底値から順当に株価を上げてきたソフトバンクグループは今買いの銘柄と言えます。
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