ソニー(6758)の株価から買い時・売り時を考察していきます。
直近5年の株価推移を見ても堅調です。
2022年の株価も底堅く上昇すると判断。
Playstation5の販売も品切れになる程好調。また、ソニーは自社でEV参入を発表しました(SUVの新型VISION-S)
株価予想として、2022年から2年後の2024年までに22,000円台へと高騰する可能性があります。
当面は赤字事業と予想されますが、ソニーのブランド力に期待したいところです。
結論から言えば、ソニーは買い銘柄です。
・売上高は二期連続の増収
・半導体の売上が好調
・営業利益も二期連続で増益傾向
・今期の経常利益は減益予想
ソニー(6758)の株価情報
ソニーの株価
株価:14,45
PER:24.50倍
PBR:2.53倍
BPS:5,703.63
配当金:-
配当利回り:-
2022/01/046のデータ
ソニーの事業内容
事業セグメント
G&NS(ゲーム&ネットワークサービス):29%
音楽:10%
映画:8%
EP&S(エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション):21%
IS&S(イメージング&センシング・ソリューション):10%
金融他:21%
AV機器大手。海外でブランド力絶大。イメージセンサー、ゲーム、映画・音楽分野に重点。
G&NS(ゲーム&ネットワークサービス)
ゲーム機やソフトウェア。ソニー・コンピュータエンタテインメントなどで展開。
EP&S(エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション)
コンパクトデジタルカメラ、ビデオカメラ、一眼カメラなどの消費者向けカメラ、そして事業者向けの放送用・業務用機器。医療用・研究用機器の事業。さらに携帯電話やインターネット関連サービス。
IS&S(イメージング&センシング・ソリューション)
テレビ、オーディオ・ビデオが含まれる。ソニーホームエンタテインメント&サウンドプロダクツ株式会社等で展開。半導体(イメージセンサーやカメラモジュール)、コンポーネント(電池や記録メディア)もこの事業分野に含まれています。
映画
映画製作、テレビ番組製作、メディアネットワークに分かれる。ソニー・ピクチャーズエンタテインメントで展開。
音楽
音楽製作、音楽出版、映像メディア・プラットフォームに分かれる。ソニー・ミュージックエンタテインメントなどで展開。
金融
生命保険、損害保険、銀行。ソニーフィナンシャルホールディングスやソニー生命、ソニー損保、ソニー銀行で展開。
ソニーの株価の推移
■10年チャート
■1年チャート
長期的に見ると、チャートは上昇中。
赤字だったソニーのPC事業を売却した2013~2014年ごろが株価の底。
その後は順調に上昇しています。
経常利益の推移
2021年は増益か?
2015年:397 億円
2016年:3,045 億円
2017年:2,516 億円
2018年:6,990 億円
2019年:10,116 億円
2020年:7,994 億円
2021年:11,923 億円
経常利益の推移を見る限り、着実に増益を出しています。
リスクを見定めた上で、中期的な成長が出来るかがカギと言えます。
財務状況
自己資本比率:21.2%
有利子負債自己資本比率:37.53%
ROE:24.16%
EPS:952.29円
流動比率:61.0%
流動比率は決して良いとは言えませんが堅調な数値。
金融業が事業としても含まれているため自己資本比率が低くなる傾向ですが、他の事業も多く展開していることを考えれば自己資本比率は低くなります。
ソニーの株主優待
ソニーの株主優待は、ソニーストアオンライン(ソニー公式通販サイト)、ソニーストア各店舗(銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神)、ソニーショップで対象商品を割引価格で購入できる電子クーポン。
100株以上で、株主特典AV:AV商品(テレビ、カメラ、オーディオなど)15%OFF、株主特典VAIO:VAIO本体(VAIO株式会社製)3%OFF。
※Xperia(TM)スマートフォン、プレイステーション(R)、aiboなど一部商品には利用不可。
また、保有期間によりヘルスケア商品のプレゼントがあります。
ソニーの今後
ソニーは保険業のような財務基盤をしています。
ただ、今後の新商品・Playstaiton5の発売等、復活する機会も多くあり、今後が非常に楽しみです。
まとめ
ソニーの株価は2年前の7,000円から倍の14,000円に突入しました。
株価を抑える要素は少なく、業績相場に移行しても堅調な動きをすると思われます。
また、海外の株価と比較するとブランドイメージの割には割安感があります。
現状はまだ買い銘柄です。
配当もそこまで望める銘柄ではありませんが、日本エンターテインメントを支える企業の1つです。
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