オリエンタルランド(4661)の株価から買い時・売り時を考察します。
世界のテーマパーク入場者数ランキング3位の東京ディズニーランド、5位の東京ディズニーシーの運営を手掛けるオリエンタルランドは個人投資家を中心に人気の株の銘柄。
・通期経常は赤字幅大幅縮小の見込み
・通期の損益を従来予想の228億円の赤字→62.3億円の赤字と上方修正
・今期の業績は前期を上回る可能性が高い
オリエンタルランド(4661)の株価情報
オリエンタルランドの株価
株価:23,475
PER:-倍
PBR:10.31倍
BPS:2,276.64
配当金:26円
配当利回り:0.11%
2022/04/04のデータ
オリエンタルランドの事業内容
事業セグメント
テーマパーク:79%
ホテル・リゾート:17%
その他:4%
入園者数世界有数の東京ディズニーランド・シー運営。
ホテル、商業施設へ拡大。サービスに定評。
8割がテーマパーク事業となっています。
単純に来場者数と売上が直結。
人数制限でwithコロナに対応した営業を行う。
オリエンタルランドの株価の推移
■10年チャート
■1年チャート
オリエンタルランドの株価は継続的に上昇。
チャートを見る限り、力強く順調な右肩上がりで推移しています。
過去最高値を更新し、株価は順調そのものです。
今後、株を購入するタイミングとしては大きな下落相場しかなさそうです。
経常利益の推移
2022年は昨対で上方修正。
2015年:1,104 億円
2016年:1,092 億円
2017年:1,146 億円
2018年:1,116 億円
2019年:1,294 億円
2020年:968 億円
2021年:-459 億円(赤字)
コロナショック以前の状況では減益の理由としては東京ディズニーランド周年イベントの反動と、新施設への投資です。
コロナを好機と捉え、新施設の工場を進めていました。
営業再開後の入場規制は収益として厳しい状況は続くものの、改善しつつあります。
コロナ終息後、見えていない好材料が豊富にあると予想できます。
財務状況
自己資本比率:73.0%
有利子負債自己資本比率:24.5%
ROE:-6.86%
EPS:-165.51円
流動比率:285.7%
現状厳しいものの、財務状況は問題なし。
コロナによる収益減等、不安材料はありますが営業再開により徐々に改善できると見れます。
オリエンタルランドの株主優待
「ディズニーランド」または「ディズニーシー」どちらかのパークで利用可能な1デーパスポートがもらえます。
優待でディズニーのチケットがもらえるというのもこの銘柄の人気の秘密。
100株保有であれば毎年「3月末」が権利月となります。
400株保有なら「3月末、9月末」が権利月となります。
さらにオリエンタルランドは長期優待制度もあります。
5年間保有するとパークチケットが4枚も追加されます。
この長期優待制度は「2015年」の株式分割のときにできました。
2年間ぐらいは株式分割の反動を受けて株価が軟調でしたが、最近絶好調です。
▼優待制度の詳細(公式サイト)
オリエンタルランドの今後
▼2020年
ディズニーランド、シーのエリアの拡張
美女と野獣エリア
ベイマックスの新アトラクション
▼2021年
ディズニーシー20周年
▼2022年
ディズニーシー新アトラクション
・アナと雪の女王
・ピーターパン
・ラプンツェル
パーク内に最高級ホテル開設
・東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテル(2022年4月5日)
▼2023年
ディズニーリゾート40周年
特に2022年のホテルはかなり注目されています。
まとめ
オリエンタルランドの株価はどこまでも上がる可能性を秘めています。
しかし、明らかに将来に期待がもてる銘柄です。
・財務状況良し
・オリンピック銘柄
・今後のイベントたくさん
・他に真似できないブランド力
・営業利益率「26.5%」の高収益体質
ディズニーが築き上げてきたブランド力が一番の株価上昇ポイントです。
「Disney+」というディズニー専用動画配信サービスも開始予定ですが、これがNetflixを脅かす存在になるとまで言われています。
ここからもディズニーに圧倒的なブランド力があることが分かります。
ディズニーの代わりになるものがない以上は今後も株価上昇に期待できます。
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