コシダカホールディングス(2157)の株価から買い時・売り時を考察します。
結論としては、基本的には買いだが、コロナショックの影響を考えると現時点では様子見。2021年以降買い。
・日本初スピンオフIPO
・2Q累計経常利益は5%増と連続で過去最高を更新!
・1株あたりの配当は1.50%、7.7円!
コシダカホールディングス(2157)の株価情報
コシダカホールディングスの株価
株価:429
PER:7.7倍
PBR:1.00倍
BPS:428.7
配当金:7.79円
配当利回り:1.82%
2020/06/28のデータ
コシダカホールディングスの事業内容
「カラオケ本舗まねきねこ」直営展開。
2020年3月にフィットネス子会社「カーブス」をスピンオフIPO。
スピンオフとは
スピンオフされた会社の株式は、基本的に元の会社の株主が保有することになります。 会社法上の仕組みとしては、特定の事業部門をスピンオフする場合は「新設分割」、完全子会社をスピンオフする場合は「現物配当」が活用されます。
事業セグメント
カラオケ:54%
カーブス:43%
温浴:2%
不動産管理:1%
カラオケ部門の「まねきねこ」、フィットネス事業の「カーブス」での両立です。
コロナショックの影響を考えると現状のビジネスモデルでは厳しい状況が続く予想。
コシダカホールディングスの株価の推移
■10年チャート
■1年チャート
長期的にチャートを見ても上昇。
ただし、800円代には抵抗があり、今後この抵抗ラインを抜けられるかが鍵です。
株価チャートでは上昇する形を見せています。
経常利益の推移
2020年は減益に…
2016年:46 億円
2017年:63億円
2018年:82 億円
2019年:95 億円(過去最高)
2020年:-
2Q累計経常利益は5%増と連続で過去最高を更新!
ただし、コロナショック後の売上を考慮すれば厳しい状況であることは間違いありません。
財務状況
自己資本比率:44.1%
有利子負債自己資本比率:69.9%
ROE:21.67%
EPS:76.57円
流動比率:138.2%
財務状況は問題なし。
有利子負債の比率が高いものの、現時点の情報ではひとまず問題ありません。
2020年後半~2021年前半の財務状況に注目です。
コシダカホールディングスの株主優待
コシダカホールディングズの株主優待は100株以上で、カラオケまねきねこなどで使える株主優待券(2,000円相当~)があります。
コシダカホールディングスの今後
カラオケ事業、カーブス事業共に、安・近・短であるうえ、リーズナブルで単価よりも客数、回転数が求められる。
しかし、コロナショック後は客数、回転数も当面の間は厳しい状況が続きそう。
まとめ
コロナショック後の影響を考慮すると当面の間は厳しい状況です。
株価のみの動きでいけば、底値が切り上がり、上昇していきそうな形です。
結論としては、コロナショックの影響を考えると現時点では様子見。2021年以降買い。
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