清水建設(1803)の株価から買い時・売り時を考察していきます。
清水建設は、大林組、鹿島建設、清水建設、竹中工務店と共にスーパーゼネコン5社の一角。
首都圏、民間建築が主力。
結論としては、買いの銘柄です。
・2Q累計売上高は13%増で4期ぶりに過去最高を更新!
・2Q累計経常利益は64%の大幅減…
・1株辺りの配当利回り2.81%、27円
清水建設(1803)の株価情報
清水建設の株価
株価:962.1
PER:14.15倍
PBR:0.80倍
BPS:1,195.62
配当金:27円
配当利回り:2.81%
2024/01/05のデータ
清水建設の事業内容
最大手ゼネコンの一角。首都圏、民間建築が主力。環境エネルギーに注力。
事業セグメント
建設:73%
投資開発:5%
その他:22%
受注高の内訳構成を見てみると、建築工事が全体の約71.2%を占めている一方、土木工事は22.5%。
スーパーゼネコン5社の受注高における建築工事割合が平均で約77%であることを踏まえると、清水建設は建築工事と土木工事のバランスがスーパーゼネコンの平均に比較的近いゼネコンであると言えます。
大成建設の株価の推移
■10年チャート
■1年チャート
清水建設の株価は、2017年11月をピークに下落しています。
しかし、直近ではコロナ禍でも株価が上昇しています。
特に目立った暴落はありませんが、2012年には株価が200円代の時代もありました。
大局で見た場合には、2012年の株価が底で上昇傾向と見れます。ただ、直近高値が抜けていない状況が続き、良い状況とは言い切れない動きです。
経常利益の推移
2024年は減益予想
2018年:1,241 億円
2019年:1,339 億円
2020年:1,379 億円
2021年:1,054 億円
2022年:504 億円
2023年:565 億円
2024年:540 億円(会社予想)
経常利益は500億円前後。
首都圏の開発中心ですが、トンネル・シールド・空港など大規模プロジェクトを請け負っています。
しかし、オリンピック並みの特需は現状ありません。
財務状況
自己資本比率:34.8%
有利子負債自己資本比率:51.84%
ROE:5.6%
EPS:77.0円
流動比率:-%
財務状況も問題ありません。
清水建設の株主優待
清水建設の株主優待は1,000株以上保有の株主様が対象で、保有数に応じて東京木工場製の木製グッズが受け取れます。
清水建設の今後
日本の不動産市場は好調です。2024年以降は若干の減少ですが堅調です。
株価は2023年1月に底値を打ち、上昇し続けています。
現状は再び下降し、再度上昇する箇所を見極めるポイントです。
まとめ
清水建設の株価を見る限り、2023年まで下落・横ばいが続いていました。
2023年1月以降は明らかにトレンドが変化しています。
チャートの形も直近では良いです。
経済産業省と東京証券取引所が共同で選定する「デジタルトランスフォーメーション銘柄2023(DX銘柄2023)」に選定。
現状、清水建設は買いです。
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