清水建設(1803)の株価から買い時・売り時を考察していきます。
清水建設は、大林組、鹿島建設、清水建設、竹中工務店と共にスーパーゼネコン5社の一角。
首都圏、民間建築が主力。
結論としては、買いの銘柄です。
・1Q売上高は15%増で4期ぶりに過去最高を更新!
・1Q最終利益は411%増と2期連続の増益!
・1株辺りの配当利回り2.78%、27円
清水建設(1803)の株価情報
清水建設の株価
株価:971.2
PER:14.35倍
PBR:0.82倍
BPS:1,187.43
配当金:27円
配当利回り:2.78%
2023/08/21のデータ
清水建設の事業内容
最大手ゼネコンの一角。首都圏、民間建築が主力。環境エネルギーに注力。
事業セグメント
建設:80%
投資開発:3%
その他:17%
受注高の内訳構成を見てみると、建築工事が全体の約71.2%を占めている一方、土木工事は22.5%。
スーパーゼネコン5社の受注高における建築工事割合が平均で約77%であることを踏まえると、清水建設は建築工事と土木工事のバランスがスーパーゼネコンの平均に比較的近いゼネコンであると言えます。
大成建設の株価の推移
■10年チャート
■1年チャート
清水建設の株価は、2017年11月をピークに下落しています。
しかし、直近ではコロナ禍でも株価が上昇しています。
特に目立った暴落はありませんが、2012年には株価が200円代の時代もありました。
経常利益の推移
2021年は大幅な減益予想
2018年:1,241 億円
2019年:1,339 億円
2020年:1,379 億円
2021年:1,054 億円
2021年:-
経常利益は1,200~1,300億円前後。
オリンピック関連の施設開発目途が経ち、更に、2021年は新型肺炎の影響により大幅な減益となるようです。
財務状況
自己資本比率:42.7%
有利子負債自己資本比率:51.84%
ROE:9.99%
EPS:101.17円
流動比率:-%
財務状況も問題ありません。
清水建設の株主優待
清水建設の株主優待は1,000株以上保有の株主様が対象で、保有数に応じて東京木工場製の木製グッズが受け取れます。
清水建設の今後
日本の不動産市場は好調で、2023年以降も受注増加の予想です。
株価は2023年1月に底値を打ち、上昇し続けています。
押し目を狙い買い時を探すポイントです。
まとめ
清水建設の株価を見る限り、2023年まで下落・横ばいが続いていました。
2023年1月以降は明らかにトレンドが変化しています。
チャートの形も直近では良いです。
経済産業省と東京証券取引所が共同で選定する「デジタルトランスフォーメーション銘柄2023(DX銘柄2023)」に選定。
現状、清水建設は買いです。
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