清水建設(1803)の株価から買い時・売り時を考察していきます。
清水建設は、大林組、鹿島建設、清水建設、竹中工務店と共にスーパーゼネコン5社の一角。
首都圏、民間建築が主力。
結論としては、様子見、または売り時の銘柄です。
・2022年1Q最終利益は32%の大幅増益!
・2022年1Q経常利益は55%の大幅増益!
・1株辺りの配当利回り2.85%、21円
清水建設(1803)の株価情報
清水建設の株価
株価:736
PER:10.55倍
PBR:0.66倍
BPS:1,109.98
配当金:21円
配当利回り:2.85%
2022/08/03のデータ
清水建設の事業内容
最大手ゼネコンの一角。首都圏、民間建築が主力。環境エネルギーに注力。
事業セグメント
建設:80%
投資開発:3%
その他:17%
受注高の内訳構成を見てみると、建築工事が全体の約71.2%を占めている一方、土木工事は22.5%。
スーパーゼネコン5社の受注高における建築工事割合が平均で約77%であることを踏まえると、清水建設は建築工事と土木工事のバランスがスーパーゼネコンの平均に比較的近いゼネコンであると言えます。
大成建設の株価の推移
■10年チャート
■1年チャート
清水建設の株価は、2017年11月をピークに下落しています。
しかし、直近ではコロナ禍でも株価が上昇しています。
特に目立った暴落はありませんが、2012年には株価が200円代の時代もありました。
経常利益の推移
2021年は大幅な減益予想
2018年:1,241 億円
2019年:1,339 億円
2020年:1,379 億円
2021年:1,054 億円
2021年:-
経常利益は1,200~1,300億円前後。
オリンピック関連の施設開発目途が経ち、更に、2021年は新型肺炎の影響により大幅な減益となるようです。
財務状況
自己資本比率:42.7%
有利子負債自己資本比率:51.84%
ROE:9.99%
EPS:101.17円
流動比率:-%
財務状況も問題ありません。
清水建設の株主優待
清水建設の株主優待は1,000株以上保有の株主様が対象で、保有数に応じて東京木工場製の木製グッズが受け取れます。
清水建設の今後
東京オリンピックが閉幕し大型の受注案件がない今、大手ゼネコンは減益が続いています。
清水建設ももちろん該当します。
更に、資材の高騰により利益率が低下しています。
まとめ
清水建設の株価を見る限り、2017年ごろから下落しています。
直近まで堅調な動きをしていましたが、株価は730円付近に到達。
ここを切ると500円代に突入してしまいます。
チャートの形も決して良いとは言えません。
現状、清水建設は様子見…または売りです。
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