NTT(日本電信電話)(9432)の株価から買い時・売り時を考察していきます。
通信・情報の代表格企業、そして、高配当の銘柄です。
いつが買い時でしょうか?
結論として、「今」買いの銘柄です。
高配当銘柄としても優れています。
・NTTドコモを2020年に子会社化!
・1株あたりの配当利回りは3.72%、100円
・株価2,300以下なら買い
NTT(日本電信電話)(9432)の株価情報
NTTの株価
株価:2,688
PER:11.60倍
PBR:1.03倍
BPS:2,618.26
配当金:100円
配当利回り:3.72%
2021/02/04のデータ
昨年末(2019/12/31)に株式分割を行い投資単位当たりの金額を引き下げとなりました。
この背景には個人株主の減少が食い止められていない事が理由です。
NTTの事業内容
国内通信事業最大手。
持ち株会社制で地域電話を独占。光回線も高シェア。
海外拡大に活路を見出す。
事業セグメント
移動通信:40%
地域通信:21%
長距離・国際通信:18%
データ通信:17%
その他:4%
移動通信事業:NTTドコモなど
地域通信事業:NTT東日本、NTT西日本など
長距離・国際通信事業:NTTコミュニケーションズ、Dimension Deta Holdings picなど
データ通信事業:NTTデータなど
その他事業:不動産事業(NTT都市開発)・システム開発事業(NTTコムウェア)・金融事業(NTTファイナンス)など
事業ポートフォリオを見る限り、主力事業は移動通信でNTTドコモだということが分かります。
NTT配当金の推移
NTTの配当は順調に増配。
2016年:120 円
2017年:150 円
2018年:180 円
2019年:190 円
2020年:95 円(会社予想) ※
※2019年以前は株式分割前、2020年からは株式分割後の配当金となります。
順調に配当金が増えている事が分かります。
NTTの株価の推移
■10年チャート
■1年チャート
NTTの株価は、順調に上昇していると見れます。キレイな形のチャートです。
今後も緩やかに上昇していくと見れます。
経常利益の推移
2020年は減益予想
2016年:7,780 億円
2017年:9,495 億円
2018年:1兆1,416 億円
2019年:1兆26 億円
2020年:8,380 億円(会社予想)
通信料金値下げの影響から減収減益の予想が出ています。
財務状況
自己資本比率:41.6%
有利子負債自己資本比率:46.00%
ROE:9.11%
EPS:440.25円
流動比率:125.9%
財務状況としては、問題ありません。
有利子負債自己資本比率は比較的低く、資産を保有していることが分かります。
株価は比較的低迷ではありますが、問題ないと判断できるポイントです。
NTTの株主優待
100株でdポイント(1ポイント1円相当)1,500ポイント分が株主優待としてもらえます。
NTTの今後
NTTの課題は海外事業の成長と経費削減です。
また、NTTの今後のEPS上昇を考える上では自社株買いを除くことはできません。
NTTは投資家還元に積極的で自社株買いを行っています。
引き続き自社株買いを行っていくか注目です。
まとめ
NTTは日本の通信情報を支える巨大企業、株をいつ買っても問題ありません。
結論として、買いの銘柄であり、高配当も期待できます。今買いと言えます。
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