JCRファーマ(4552)の株価から買い時・売り時を考察していきます。
兵庫県芦屋市に本社を置く医薬品メーカー。
2020年9月30日を基準日として1株を4株に株式分割。
コロナ禍でも将来性は十分にあると推測します。
更に上昇する可能性もありますが、一旦は利益確定と見て、売りです。
・1株あたりの配当利回りは0.37%、9円
・長期的にみても株価は右肩上がり
・2020年9月30日に株式分割
JCRファーマ(4552)の株価情報
JCRファーマの株価
株価:2,436
PER:62.64倍
PBR:9.20倍
BPS:264.91
配当金:9円
配当利回り:0.37%
2021/01/26のデータ
JCRファーマの事業内容
ヒト成長ホルモン製剤が主力、バイオ後続品も成長。
希少疾病のバイオ新薬開発にも着手。
事業セグメント
医薬品:100%
JCRファーマでは医薬品の製造・販売を行っていますが中心的な商品としては「グロウジェクト®」があります。成長ホルモン分泌不全などの原因による低身長の子供に対して治療を行う医薬品です。
また、再生医療等製品「テムセル®」の製造・販売も行っています。ファブリー病治療酵素製剤「アガルシダーゼ ベータBS点滴静注JCR」、持続型赤血球造血刺激因子製剤「ダルベポエチン アルファBS注JCR」の製造販売承認を取得しています。
JCRファーマの株価の推移
■10年チャート
■1年チャート
強気なチャートです。直近では株価を下げていますが、上昇余地のある銘柄。
押し目で買いたいところ。
8,000円~10,000円は買いと見れます。
経常利益の推移
2021年3月期は減益予想
2017年:25 億円
2018年:38 億円
2019年:50 億円
2020年:32 億円
経常利益に多少ブレはあるものの、着実に増加しています。
財務状況
自己資本比率:66.6%
有利子負債自己資本比率:27.29%
ROE:8.63%
EPS:86.89円
流動比率:272.5%
流動比率も高く、堅実に経営が出来ていると判断。
負債比率も低めで問題はありません。
JCRファーマの株主優待
JCRファーマの株主優待は特にありません。
JCRファーマの今後
バイオ医薬品を扱う会社であるため、成長性と将来性に期待できます。
特にバイオ関連銘柄は日本には少なく、また株価チャートの形からしても今後の成長・将来性は比較的良好と見ます。
独自技術の確立や新薬の研究・開発に注力しており、成長のための投資額がかさんでいる点には注意です。
まとめ
JCRファーマの株価・チャートから分析してきましたが、積極的な投資も行いつつも、バイオ医薬品の製造・販売のライセンス取得し成長。
将来性がある分野で、将来性がある投資を積極的に行っている印象です。
将来性はありますが、コロナワクチンは現時点でコロナの変異種にも対応いる様子。
株価も一回りし、一服感があります。
以上のことを踏まえて一旦は売り時と言えます。
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