三菱商事(8058)の株価から買い時・売り時を考察していきます。
三菱商事は、三菱グループの大手総合商社です。
三井物産、住友商事、伊藤忠商事、丸紅と共に五大商社の一つ。
株価を見る限り、1500付近は買いの株価と言えます。
・3Q累計売上高は6%減
・1株あたりの配当利回りは4.6%、132円
三菱商事(8058)の株価情報
三菱商事の株価
株価:2,847
PER:8.48倍
PBR:0.78倍
配当金:132円
配当利回り:4.64%
2020/02/18のデータ
三菱商事の事業内容
総合商社大手。三菱グループ中核。
原料炭等の資源筆頭に機械、食品、化学品等の事業基盤を幅広くカバーしています。
事業セグメント
地球環境インフラ:1%
新産業金融:1%
エネルギー:24%
金属:24%
機械:7%
化学品:12%
生活産業他:31%
総合商社ということもあり、幅広い品目をカバーしています。
世界約90の国・地域に広がる拠点、約1,400の連結事業会社と協働しビジネス展開しています。
三菱商事の株価の推移
■10年チャート
■1年チャート
三菱商事の株価は、長期的に見ると安定して上昇していると見れます。
リーマンショック時にも底値を割る事なく上昇しています。
今後も危機が発生したとしても、カバーできる力があると思われます。
経常利益の推移
2020年は不透明。
2016年:-928 億円
2017年:6,014 億円
2018年:8,127 億円
2019年:8,518 億円
2020年:-
経常利益は2年連続で増益中。
しかし、新型肺炎の影響は当初の予想より感染力が高く、各方面の業績に悪影響を及ぼす可能性があることから、2020年の経常利益は不透明な部分が大きいと予測できます。
財務状況
自己資本比率:30.4%
有利子負債自己資本比率:89.39%
ROE:10.71%
EPS:372.39円
流動比率:136.6%
財務状況も問題ありません。海外拠点も多い状況ながら安定しています。
三菱商事の株主優待
三菱商事の株主優待は特にありません。
三菱商事の今後
天然ガス、総合素材、石油・化学、金属資源、産業インフラ、自動車・モビリティ、食品産業、コンシューマー産業、電力ソリューション、複合都市開発の10グループ体制で、幅広い産業を事業領域としています。
貿易のみならず、パートナーと共に、世界中の現場で開発や生産・製造などのも事業の一部となっています。
まとめ
三菱商事の株価を見る限り、直近では下落傾向。
短期的には新型肺炎の影響もあり、引き続き下落する可能性がありますが、株価の反発は他の会社よりも早いと予測できます。
安定的な高配当も含めて、三菱商事の株は買いと言えます。
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