INPEX(旧:国際石油開発帝石)(1605)の株価から買い時、タイミイングを考察していきます。
結論は、「今」が買いの銘柄、長期的に見ても買いです。
2020年の原油の暴落の影響で、株価も下落しました。
しかし、長期的に見れば買い銘柄です。引き続き上昇し続けると予想します。
・国策会社として設立、政府保有株
・2020年の安値から株価は既に3倍
・引き続き上昇が期待できる銘柄
INPEX(1605)の株価情報
INPEXの株価
株価:1,998
PER:7.62倍
PBR:0.61倍
BPS:3,289.78
配当金:76円
配当利回り:3.80%
2024/02/16のデータ
INPEX(インペックス)(旧:国際石油開発帝石)の事業内容
事業セグメント
原油:77%
天然ガス:22%
その他:1%
原油・ガス開発生産国内最大手。
政府が黄金株保有。豪州でLNG案件(イクシス)を操業。
INPEXの株価の推移
■10年チャート
■1年チャート
長期チャートで500近辺で底打ち上昇。
その時の景気、紛争・戦争に影響されやすい原油に影響を受けやすいものの、長期チャートでは上昇しやすい価格帯。
経常利益の推移
2024年は経常利益は1.0兆円を計画
2016年:3,338 億円
2017年:3,872 億円
2018年:5,192 億円
2019年:5,110 億円
2020年:2,573 億円
2021年:6,576 億円
2022年:1兆4,411 億円
2023年:1兆3,504 億円
コロナショックの影響で一時的な利益減少はあったものの、安定した収益を出しています。
2024年は減益予想ながらも、1兆円を計画。円安の影響も受けやすいので注意は必要。
財務状況
自己資本比率:60.57%
有利子負債自己資本比率:36%
ROE:7.97%
EPS:291.85円
流動比率:123.04%
自己資本比率も特に大きな問題はありません。
INPEXの株主優待
の株主優待はオリジナルデザインのQUOカード。
保有期間、保有株式数により変動します。
INPEXの今後
2020年原油先物は暴落し米WTI原油先物の期近5月物は史上初めてマイナス圏に陥りました。
しかし、現在は1バレル70-80ドルのレンジで値動きしています。
原油価格は常にチェックしておく必要がある銘柄です。
1バレル70を切るタイミングで売り買いを考えるポイントと推測します。
現状はロシア・ウクライナ、イスラエル・パレスチナと戦争中ですが、引き続き原油価格は安定。
もう一度上昇を試す可能性がありそうです。
まとめ
INPEXは政府が保有する銘柄であり、国策企業です。
INPEXは株で株主総会議案を拒否できる黄金株を発行し、政府が経済産業大臣名義で保有しています。
株主平等の原則に反しますが、東証は特例でINPEXの上場を認めています。
倒産させる事はありえません。
そして、INPEXは比較的配当も良く、長期的に保有したい銘柄です。
INPEXの株は買いと言え、長期的に配当も狙える銘柄です。
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