日本航空(JAL)(9201)の株価から買い時、タイミイングを考察していきます。
結論は、今買い時の銘柄です。
ただし、コロナショックの影響を考慮すれば、更なる株価下落の可能性があります。
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・通期経常利益計画を15.2%下方修正…
・最終利益の減少止まらず、3Q累計は28%の大幅減…
・コロナショックの影響を考慮すると更なる株価の下落の可能性大
日本航空(JAL)(9201)の株価情報
日本航空(JAL)の株価
株価:1,969
PER:7.30倍
PBR:0.57倍
BPS:3,477.75
配当金:110円
配当利回り:5.59%
2020/04/13のデータ
日本航空(JAL)の事業内容
事業セグメント
航空運送:83%
その他:17%
国内線、国際線ともに2位。公的資金投入とリストラで更生法終結。豪カンタスと格安航空合弁 。
日本航空(JAL) の株価の推移
■10年チャート
■1年チャート
長期チャートで2,000~4,000のレンジを推移。
2008年のリーマンショック後、事実上の破産。3500億円もの公的資金の投入など、国の手厚い支援を受けて経営再建。一旦上場廃止となり、2012年に再上場しました。
経常利益の推移
2020年は減益予想。
2015年:1,752 億円
2016年:2,092 億円
2017年:1,650 億円
2018年:1,631 億円
2019年:1,653 億円
2020年:1,710 億円 (会社予想)
コロナウィルスによる移動制限、訪日客のストップが響き、今期は赤字の可能性あります。
と、考えるならば、買い時はまだ先かもしれません。
財務状況
自己資本比率:57.4%
有利子負債自己資本比率:11.7%
ROE:13.55%
EPS:432.10円
流動比率:166.2%
流動比率は高めです。
日本航空(JAL)の株主優待
日本航空(JAL)の株主優待はJALグループの国内定期航空路線片道1区間を株主割引券1枚で50%割引。
100株以上の保有で搭乗優待を受けられます。
日本航空(JAL)の今後
今後の施策
2020年に中距離LCC運行を目指す。
世界主要500都市乗り入れ(現在343都市)(コードシェア便含む)
国際線事業を売上高比50%に。
営業利益10%を堅持しつつ、売上高2兆円を目指す。
2019年より国内線で国内線座席への個人画面と電源導入。
SBIと共同でフィンテック会社の設立。(JAL Global WALLET等)
まとめ
日本航空(JAL)は過去の経営破綻から抜け出したものの、安定とは言い切れません。
また、ウォーレン・バフェットでも空運業の株式は保有しない傾向にあります。(直近ではデルタ航空の株を購入、売却をしています。)
しかし、コロナショックに収束が見られた後は人の移動も再び増加へと転じます。
日本航空(JAL)の株は買い時と言えます。
更に割安に買うのであれば、もうしばらく先を見る必要があります。
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