日本航空(JAL)(9201)の株価から買い時、タイミイングを考察していきます。
結論は、買い時の銘柄です。
コロナ後の株価は堅調。着実に株価は上昇しています。
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・通期最終利益計画を45.5%上方修正!
・2Q累計売上高は33%増で4期ぶりに過去最高を更新!
・2Q累計は4期ぶり最終黒字
日本航空(JAL)(9201)の株価情報
日本航空(JAL)の株価
株価:2,786
PER:15.22倍
PBR:1.37倍
BPS:2,026.96
配当金:60円
配当利回り:2.15%
2024/01/05のデータ
日本航空(JAL)の事業内容
事業セグメント
航空運送:87%
その他:13%
国内線、国際線ともに2位。公的資金投入とリストラで更生法終結。豪カンタスと格安航空合弁。傘下にLCCジップエア、中国、豪州系も。マイレージなど非航空注力。
日本航空(JAL) の株価の推移
■10年チャート
■1年チャート
長期チャートで2,000~4,000のレンジを推移。
2008年のリーマンショック後、事実上の破産。3500億円もの公的資金の投入など、国の手厚い支援を受けて経営再建。一旦上場廃止となり、2012年に再上場しました。
直近ではコロナショックで大幅に下落しましたが、再度上昇中。しかし、コロナショック前の株価には戻っていません。
経常利益の推移
2024年は増益か?
2015年:1,752 億円
2016年:2,092 億円
2017年:1,650 億円
2018年:1,631 億円
2019年:1,653 億円
2020年:881 億円
2021年:-4,040 億円
2022年:-2,466 億円
2023年:524 億円
2024年:-
2021年、2022年はコロナの影響により赤字。
2023年になり黒字に戻しました。コロナ禍明けでの需要は引き続き発生すると考えられます。
財務状況
自己資本比率:57.4%
有利子負債自己資本比率:32.4%
ROE:4.2%
EPS:88.35円
流動比率:166.2%
流動比率は高めです。
日本航空(JAL)の株主優待
日本航空(JAL)の株主優待はJALグループの国内定期航空路線片道1区間を株主割引券1枚で50%割引。
100株以上の保有で搭乗優待を受けられます。
日本航空(JAL)の今後
今後の施策
国内線の旅客収入は改善し、格安航空会社(LCC)も伸びています。しかし、貨物事業は世界経済の減速を受けて荷動きが停滞し減収。
大型のエアバスA350-1000型機を羽田~ニューヨーク線に導入し、2025年度末までに9機の導入を計画。
今後の航空旅客需要について、国内線は回復しており、鍵は国際線となると推測。
まとめ
日本航空(JAL)は過去の経営破綻から抜け出したものの、安定とは言い切れません。
ウォーレン・バフェットでも空運業の株式は保有しない傾向にあります。
しかし、直近のチャートの動きからは底堅い動きをしています。
日本航空(JAL)の株は買い時と言えます。
更に割安に買うのであれば、もうしばらく先を見る必要があります。
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