デンカ(4061)の株価から買い時、タイミイングを考察していきます。
デンカはアビガン原料となるマロン酸ジエチルの供給を供給すると発表しました。
デンカは国内唯一のマロン酸ジエチルメーカーです。
コロナ関連銘柄として注目されています。
結論としては、短期的に買い銘柄です。5月中のアビガン承認には至りませんでしたが、買い時です。
・アビガン原料の国内唯一の製造メーカーの強み
・今期も当初は減収予定だったが…
・事業のメインは特殊合成ゴム・機能樹脂
デンカ(4061)の株価情報
デンカの株価
株価:2,607
PER:10.71倍
PBR:0.90倍
BPS:2,906.95
配当金:0円
配当利回り:-%
2020/05/25のデータ
デンカの事業内容
事業セグメント
エラストマー・機能樹脂:43%
インフラ:13%
電子・先端:16%
生活・環境:9%
ライフ:8%
その他:9%
特殊合成ゴムや機能樹脂、石化基礎製品などを生産。
ワクチンや検査試薬なども手がけています。
エラストマー・機能樹脂…クロロプレンゴムやスチレン系機能樹脂、アセチル系化成品などの高分子化学を通じて、自動車や家電、建材、食品包材などの様々なものづくり技術を支えています。
インフラ…インフラ整備のためのセメント・特殊混和材とコルゲート管、農業の生産性向上に取り組む土づくり肥料と新農法、創業から続くカーバイドや無機製品などの事業を行っています。
電子・先端…ファインセラミックスと有機ファインの複合技術により、 放熱材料・放熱基板、蛍光体、機能性フィルム、接着剤などの多彩な製品事業を展開しています。
生活・環境…雨どいなどの建築材料から、機能性の高い産業用テープ・フィルム、食品包装用シート、ウィッグ用合成繊維など、豊かな暮らしと生活環境を提供する製品を取扱っています。
ライフ…インフルエンザワクチンや検査試薬、高分子ヒアルロン酸製剤に加え、さらなる事業領域の拡大を進めて、世界の人びとの健康増進に役立つ製品・サービスを提供してまいります。
アビガンもライフイノベーション部門に該当します。
デンカの株価の推移
■10年チャート
■1年チャート
長期チャートで確認すると、株価は低迷しています。
しかし、底値が上がってきているとも見れ、コロナ関連銘柄として上昇の可能性が大です。
株価3,000円代は突破し、上昇していくと予想します。
経常利益の推移
2020年は現時点では不明。
2017年:231 億円
2018年:314 億円
2019年:328 億円
2020年:300 億円
2020年:-
経常利益は300億前後を推移、安定しています。
財務状況
自己資本比率:50.0%
有利子負債自己資本比率: 53.58%
ROE:9.13%
EPS:262.62円
流動比率:-%
デンカの株主優待
デンカの株主優待は、1株以上保有でデンカグループの化粧品を優待価格で購入する権利があります。
デンカの今後
デンカは抗インフルエンザウイルス薬「アビガンR錠」)の原料となるマロン酸ジエチルの生産を5月16日よりて開始。
アビガンが承認されること、有効性を示せた場合、株価に影響があります。
アビガンが新型コロナウイルスの有効性が示せるか、が鍵となります。
まとめ
新型コロナウィルス関連銘柄として、期待されるアビガン。
デンカはアビガンの原料となるマロン酸ジエチルのメーカーです。
アビガンが新型コロナウイルス感染症の治療薬として承認されれば、株価に大きな影響を与えます。
結論としては、短期的に見て買い銘柄です。
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