科研製薬(4521)の株価から買い時、タイミイングを考察していきます。
結論としては、「今」時の株、銘柄です。
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科研製薬(4521)の株価情報
科研製薬の株価
株価:6,070
PER:14.84倍
PBR:1.92倍
配当金:150円
配当利回り:2.47%
2020/01/17のデータ
科研製薬の事業内容
事業セグメント
薬業:97%
不動産:3%
科研製薬の事業セグメント、本業の薬業、特に整形外科・皮膚科・外科の領域に力を入れています。
現在では80種類以上の医薬品を取り扱っています。
不動産事業では 「文京グリーンコート 」関連の賃貸料で安定した収益を出しています。
科研製薬の株価の推移
■10年チャート
■1年チャート
長期チャートでピークより安値であること、そして、比較的安定しています。
2015年に外用爪白癬治療剤「クレナフィン」の売上げ計画を上回るペースで伸長したことが大きな要因です。
経常利益の推移
2020年は減益を予想。
2015年:203 億円
2016年:353 億円
2017年:309 億円
2018年:278 億円
2019年:249 億円
2020年:-
売上が前年よりも減少し、経常利益も減益予想です。
財務状況
自己資本比率:77.7%
有利子負債自己資本比率: 3.19%
ROE:15.13%
EPS:445.78円
流動比率:376.1%
自己資本比率が高く、有利子負債の少なさから安定した経営ができていると見れます。
科研製薬の株主優待
科研製薬の株主優待は特にありません。
科研製薬の今後
科研製薬の近年の売上減少は、薬価改定及びジェネリック医薬品の影響が計画策定時より上回るペースが原因です。
2021年の中期経営計画として4つの項目を取り上げています。
1.開発パイプラインの充実
2.クレナフィンや新製品の価値最大化
3.営業基盤の強化/効率化
4.生産性向上への人材育成/業務改革
今後は新製品の歯周組織再生剤「リグロス」と腰椎椎間板ヘルニア治療剤「ヘルニコア」の営業に力をいれつつ、新製品がどれだけ開発に注目です。
まとめ
2015年の株価ピークから考えれば、半値の株価となっています。
しかし、経常利益・売上が比較的安定しており、研究開発にも力をいれている事を考えれば、科研製薬は買い時と言えます。
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