リクルートホールディングス(6098)の株価から買い時・売り時を考察します。
結論としては、基本的には買いだが、現時点では様子見。
・売り手市場に伴い業績好調
・Indeedを含むオンライン人材採用が好調
・2Q累計経常利益は22%増と連続で過去最高を更新!
リクルートホールディングス(6098)の株価情報
リクルートホールディングスの株価
株価:3,874
PER:34.5倍
PBR:6.46倍
BPS:599.65
配当金:-円
配当利回り:-%
2020/06/04のデータ
リクルートホールディングスの事業内容
ホットペッパー、SUUMO、ゼクシィ等のメディア媒体を抱えるリクルートHD。
リクルートHDは国内人材の売り手市場を背景に成長を遂げています。
国内で得た収益で海外の事業を買収し、元々海外で展開していた「Indeed」を日本でも展開しています。
事業セグメント
HRテクノロジー:14%
メディア&ソリューション:31%
人材派遣:55%
求人情報検索エンジン「インディード」、生活情報分野の販促・人材メディア、人材派遣を3本柱としています。
HRテクノロジー
Indeedがメイン。グローバルでのオンライン人材採用事業に特化しています。
メディア&ソリューション
SUUMO、ゼクシィ、ホットペッパー等、企業の販促に関連する事業。
人材派遣
リクルートスタッフィングなどの仁ん材派遣サービス関連事業。
リクルートホールディングスの株価の推移
■10年チャート
■1年チャート
リクルートホールディングスの長期的に見ても上昇中。
リクルートホールディングスの株価が一時的に急落していますが、これはリクナビで学生の同意を得ないまま内定辞退率を販売していた事が理由です。
リクルートの株価が上昇している理由は、近年急成長している「Indeed」が好調なため。
今後もリクルートの株価上昇に期待ができます。
経常利益の推移
2020年は増益か?
2016年:1,193 億円
2017年:1,989 億円
2018年:1,992 億円
2019年:2,398 億円(過去最高)
2020年:-
2Q累計で売上・経常利益の過去最高を更新中!
国内・海外でも軒並み失業率が低く、比較的採用されやすい状況にあります。
この状況下では、更にリクルートの業績が上昇する可能性があります。
財務状況
自己資本比率:55.2%
有利子負債自己資本比率:16.7%
ROE:19.35%
EPS:104.31円
流動比率:162.6%
財務状況は問題なし。
借金も少なくROEも高く、優秀と言えます。
リクルートホールディングスの株主優待
リクルートホールディングスの株主優待は特にありません。
リクルートホールディングスの今後
変化のスピードが極めて速いインターネット事業環境においては、連結業績に影響を与える未確定な要素が多く存在する…とありますが、業績見通しは明るい予想です。
今後も国内外の求人倍率が良ければ、安定・続伸していく見込みがあります。
まとめ
リクルートホールディングスの株価はまだ上がる可能性を秘めている。
ただし、現時点では雇用状況は厳しいと認識した方がよさそうです。
長期目線では買い銘柄です。
コメント