日本マクドナルドホールディングス(2702)の株価から買い時・売り時、タイミイングを考察していきます。
株価は下がりにくく、安定したバリュー株です。
結論から言えば、安定的な配当が期待できる、買い銘柄です。
・3Q累計経常利益は10%増と連続で過去最高を更新!
・1株あたりの配当利回り0.71%、36円
・株主優待の優待食事券が魅力
日本マクドナルドホールディングス(2702)の株価情報
日本マクドナルドホールディングスの株価
株価:5,090
PER:32.23倍
PBR:3.60倍
BPS:1,415.61
配当金:36円
配当利回り:0.71%
2021/12/30のデータ
日本マクドナルドホールディングスの事業内容
事業セグメント
直営店販売:70%
フランチャイズ収入:30%
外食の国内大手。
世界的ハンバーガーチェーン。米国本社の影響大きい。FC店比率は約7割。
日本マクドナルドホールディングスの株価の推移
■10年チャート
■1年チャート
長期、10年チャートを見る限り、4,500~6,200円代でレンジを形成しています。
2004年~2015年の価格帯は2,000円付近。
安定したチャートと見れます。
経常利益の推移
2021年は増益予想。
2016年:66 億円
2017年:197 億円
2018年:256 億円
2019年:274 億円
2020年:314 億円
ここ数年は年を追うごとに経常利益が増加。
2016年以降に客数・客単価が上昇し、既存店売上が好調だったことが起因しています。
更に、コロナ禍に則した販売形態、テイクアウトでの売上を伸ばし今期は増益予想となっています。
財務状況
自己資本比率:75.1%
有利子負債自己資本比率:0.31%
ROE:12.07%
EPS:151.83円
流動比率:158%
流動比率がは高め。有利子負債自己資本比率も低く優れています。
日本マクドナルドホールディングスの株主優待
日本マクドナルドホールディングスの株主優待は100株以上の保有でもらうことができる優待食事券です。
優待食事券はバーガー類、サイドメニュー、ドリンクの商品お引換券が6枚ずつで1冊。
権利確定月は6月と12月の年2回。
優待食事券
100株以上:1冊
300株以上:3冊
500株以上:5冊
日本マクドナルドホールディングスの今後
外食市場規模15兆5,000億円に対して、マクドナルドは約5,240億円です。
2020年以降も継続的に成長を続けていくために、以下の取り組みを掲げています。
・全店売上高 年平均5%以上成長
・営業利益/経常利益 年平均10%以上成長
・ROE10%以上
事業モデルを大きく変える内容はありませんが、デリバリーの拡充を今後実施していくと見られます。
まとめ
日本マクドナルドは外食の最大手であり、事業改革も成功しているとみれます。
また、テイクアウト・デリバリーへの対応もいち早く対応しており、コロナ禍でも売上増です。
この先コロナが終息しても、しなくても事業活動に大きな問題はなさそうです。
財務状況も問題ありません。
以上から、安定的な配当が期待できる、買い銘柄と判断します。
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