JCRファーマ(4552)の株価から買い時・売り時を考察していきます。
兵庫県芦屋市に本社を置く医薬品メーカー。
株価は2021年にピークを付けた後に下落。今後の株価を予想します。
底値近しも、コロナ前の底値割れ。本来なら買いとなる価格帯ですが、様子見です。
・1株あたりの配当利回りは2.15%、20円
・2021年3月20日にピークを付け下落中
・コロナ前の株価割れ
JCRファーマ(4552)の株価情報
JCRファーマの株価
株価:930
PER:15.9倍
PBR:2.12倍
BPS:439.43
配当金:20円
配当利回り:2.15%
2024/02/16のデータ
JCRファーマの事業内容
ヒト成長ホルモン製剤が主力、バイオ後続品も成長。
希少疾病のバイオ新薬開発にも着手。
事業セグメント
医薬品:100%
JCRファーマでは医薬品の製造・販売を行っていますが中心的な商品としては「グロウジェクト®」があります。成長ホルモン分泌不全などの原因による低身長の子供に対して治療を行う医薬品です。
また、再生医療等製品「テムセル®」の製造・販売も行っています。ファブリー病治療酵素製剤「アガルシダーゼ ベータBS点滴静注JCR」、持続型赤血球造血刺激因子製剤「ダルベポエチン アルファBS注JCR」の製造販売承認を取得しています。
JCRファーマの株価の推移
■10年チャート
■1年チャート
強気なチャートです。直近では株価を下げていますが、上昇余地のある銘柄。
長期チャートで見る限り、2021年のピークから株価下落。
コロナ前の株価で止まる事ができず、ズルズルと下落中。
チャートの形は悪い。
経常利益の推移
2024年は増益予想
2017年:25 億円
2018年:38 億円
2019年:50 億円
2020年:32 億円
2021年:84 億円
2022年:205 億円
2023年:54 億円
経常利益に多少ブレはあるものの、増益を出しています。
財務状況
自己資本比率:66.6%
有利子負債自己資本比率:27.29%
ROE:8.63%
EPS:86.89円
流動比率:272.5%
流動比率も高く、堅実に経営が出来ていると判断。
負債比率も低めで問題はありません。
JCRファーマの株主優待
JCRファーマの株主優待は特にありません。
JCRファーマの今後
バイオ医薬品を扱う会社であるため、成長性と将来性に期待できます。
特にバイオ関連銘柄は日本には少なく、また株価チャートの形からしても今後の成長・将来性は比較的良好と見ます。
独自技術の確立や新薬の研究・開発に注力しており、成長のための投資額がかさんでいる点には注意です。
まとめ
JCRファーマの株価・チャートから分析してきましたが、積極的な投資も行いつつも、バイオ医薬品の製造・販売のライセンス取得し成長。
将来性がある分野で、将来性がある投資を積極的に行っている印象です。
将来性はありますが株価は大きく調整中。
本来なら買いとなる価格帯ですが、様子見です。
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