小松製作所(コマツ)(6301)の株価から買い時・売り時、を考察していきます。
結論は、タイミングを見れば買い時、長期的に見れば高配当の銘柄と言えます。
・3Q累計売上高は9%減
・長期チャートで見ても底に近い価格帯に
・1株あたりの配当は7.28%、110円の高配当
コマツ(6301)の株価情報
コマツの株価
株価:1,510
PER:7.92倍
PBR:0.79倍
BPS:1,909.88
配当金:1100円
配当利回り:2.20%
2020/03/20のデータ
コマツの事業内容
事業セグメント
建設機械・車両:91%
リテールファイナンス:2%
産業機械他:7%
建設機械で世界2位。
アジアでも幅広く展開。IT活用強み。
基幹部品は日本、組み立て現地化を行う。
コマツの株価の推移
■10年チャート
■1年チャート
長期チャートでみると、過去の底値付近の価格帯。しかし、ここが底でない可能性が高い。
価格帯としては買い時ではあります、少額で買い増ししていくタイミングと言えます。
経常利益の推移
2020年は減益予想。
2016年:2,048 億円
2017年:1,664 億円
2018年:2,918 億円
2019年:3,774 億円
2020年:2,570 億円
3月20日時点の情報で、コロナショックの影響を含んでいません。
2020年の業績は非常に厳しい状況が予想されます。
財務状況
自己資本比率:49.9%
有利子負債自己資本比率:51.26%
ROE:14.74%
EPS:271.81円
流動比率:182%
自己資本比率・流動比率も問題はありません。
コマツの株主優待
コマツの株主優待は毎年3月末、9月末の株主名簿に、同一株主番号で7回以上(3年半)連続して、300株以上保有している株主が対象で自社製品のオリジナル重機ミニチュア(非売品)がもらえます。
コマツの今後
米中貿易戦争の影響、更にはコロナショックの影響から、世界の工事・開発需要は急落する予想です。
とはいえ、今後世界が発展しない事はあり得ません。
IT技術を積極的に取り入れている企業で、今後も世界的に必要な商品開発を行える基盤があります。
株価が安いときに仕入れていきたい銘柄です。
まとめ
コマツの株価は前回の底値に近い価格帯にいます。
株価2,000を割る現状を考慮しても買い時と言えます。
とはいえ、世界情勢・米中貿易戦争・コロナショックの影響を考えると即座に株価が上がるとは言えません。
少額での買い増しが良いと判断できます。
結論として、株の買い時であり、長期的にも配当が得られる良い銘柄と言えます。
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