花王(4452)の株価から買い時・売り時を考察していきます。
結論から言えば、買いの銘柄です。
そして、花王は長期的に見ても購入すべき株です。
花王は洗剤など日用品・ホームケア国内首位の会社。
花王は景気が低迷しても安定的に持続成長でき、ディフェンシブな成長株。
日用品は人間が生活している限り確実に消費されます。また、新たな需要が日々生まれるので安定的なビジネスです。
・安定した配当を生み出す銘柄
・複数の事業セグメントがあるディフェンシングな成長株
・PER、PBRからすると割高?
・年間配当は32期で20倍に増加!
花王(4452)の株価情報
花王の株価
株価:5,021
PER:20.34倍
PBR:2.478倍
BPS:2,036.66
配当金:148円
配当利回り:2.95%
2022/04/04のデータ
花王の事業内容
事業セグメント
化粧品:18%
スキン・ヘアケア:23%
ヒューマンヘルスケア:18%
ファブリック&ホームケア:23%
ケミカル:18%
5つの事業分野で安定した業績を誇り、守りが固い銘柄と理解できる事業セグメントです。
どの部門も毎日消費される日用品を対象にしており、事業の基盤がしっかりとしています。
花王の株価の推移
■10年チャート
■1年チャート
花王の株価は長期的に上昇を続けている。
2010年の2000円代から、2020年では約4倍の株価で推移しています。
経常利益の推移
2019年は増益予想。
2015年:1,660 億円
2016年:1,834 億円
2017年:2,042 億円
2018年:2,072 億円
2019年:2,250 億円 (会社予想)
通期の同利益を従来予想の2兆5,600億円から2兆6,300億円に2.7%上方修正。
増益率が12.0%増→15.1%増に拡大する見通しです。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の累計売上高が4%増と連続で過去最高を更新しています。
財務状況
自己資本比率:56.3%
有利子負債自己資本比率:14.69%
ROE:18.87%
EPS:314.25円
流動比率:157.48%
財務状況に問題なし。
投資CF、財務CFでマイナスが見られるものの、 一貫した営業CFが優れています。
花王の株主優待
花王の株主優待はありません。
花王の今後
2030年へ向けての中期経営計画
グローバルに通用するKAOブランドの強化
高収益グローバル消費財企業
・売上高 2.5兆円
・営業利益率 17%
・ROE 20%
株主への連続増配継続(配当性向40%目標)
まとめ
連続配当記録No1で有名な花王。株主優待はありませんが、安定した配当は魅力的です。
また、過去からの株価上昇を考えると、長期保有に適した株と言えます。
・安定した配当が得られる有望銘柄
・長期的に上昇余地のある株価
以上のことを踏まえても、花王は長期的な上昇と配当が狙える株です。
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