ユニ・チャーム(8113)の株価から買い時・売り時を考察していきます。
衛生用品の大手メーカー。ベビーケア、フェミニンケア、ヘルスケアに強い企業です。
マスクの取り扱いもりコロナショックでも株価が上がりやすい状況でした。
結論から言えば、買いの銘柄です。
・コロナショック後の株価は最高値を更新
・日用品分野での日本を含めたアジア1位
・1株あたりの配当は0.72%、36円
・3Q累計最終利益は55%増で3期ぶりに過去最高を更新!
ユニ・チャーム(8113)の株価情報
ユニ・チャームの株価
株価:4,999
PER:39.84倍
PBR:5.57倍
BPS:896.80
配当金:36円
配当利回り:0.72%
2022/01/03のデータ
ユニ・チャームの事業内容
事業セグメント
パーソナルケア:87%
ペットケア:12%
その他:1%
生理用品、乳幼児・大人用紙おむつトップ。
ペットケア用品も首位級。中国軸のアジア展開に強み。
パーソナルケア事業では、ベビーケア事業の「ムーニー」「マミーポコ」、フェミニンケア事業の「ソフィ」、ヘルスケア事業の「ライフリー」等の生活用品・マスク・介護用品を展開。それぞれのブランドを確立できており、日用品分野での影響力は大きい。日本で1位のブランドが多く、更に海外でも売上1位も。
ペットケア事業では、ユニ・チャームペットの「愛犬元気」「銀のスプーン」「デオトイレ」「デオシート」等。こちらも日本で1位は多い。
ユニ・チャームの株価の推移
■10年チャート
■1年チャート
ユニ・チャームの株価を見る限り順調。強気な株価です。下落時に買っておきたい銘柄といえます。
株価は、一段上を推移しています。4,300~4,500円代がひとまずの買い判断ポイント。
更に下落したとしても、3,600~3,800円は絶対買いのポイントです。
急落するポイントもありますが、長期目線でも買いです。
経常利益の推移
2016年:758 億円
2017年:929 億円
2018年:915 億円
2019年:695 億円
2020年:958 億円
2021年は増益予定。
700~1,000億円付近で推移しています。
財務状況
自己資本比率:55.2%
有利子負債自己資本比率:8.00%
ROE:10.84%
EPS:87.60円
流動比率:196.9%
有利子負債が少なく、流動比率も問題なし。
財政状況も大きな問題は見当たりません。
ユニ・チャームの株主優待
ユニ・チャームの株主優待はありません。
ユニ・チャームの今後
ベビーケア、フェミニンケア、ヘルスケア関連製品でアジア1位のシェアを誇り、海外売り上げ比率は6割超えです。
問題は海外の売上が落ち始めている点です。
海外における競争環境が厳しくなりつつあり、成長が今後も見込めるかどうかが問題です。
まとめ
ユニ・チャームの株価を見てきましたが、チャートでは強気です。
ベビーケア、フェミニンケア、ヘルスケアと日用品分野も多く安定しています。
結論は、買いの銘柄です。欲を言えば、3,500円代で買いたいところ。
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