日産自動車(7201)の株価から買い時・売り時を考察していきます。
現在株価が上がらない状態、下がり続けている状態です。
更に直近のコロナショックにより非常に厳しい状態。
しかし、新型SUVの発表、ロゴの刷新と底を脱てきています。
※2020年10月26日追記:現在株価はサポートラインから徐々に上昇。
もし、株価が300を割る事になれば、倒産の可能性もあります。
しかし、株価的には面白いポジション。
結論として、現状は買いです。
・ゴーンショックの底を打った感あり
・通期最終利益計画を35.3%下方修正…
・最終利益の減少止まらず、2Q累計は73%の大幅減…
日産自動車(7201)の株価情報
日産自動車の株価
株価:391
PER:-
PBR:0.41倍
BPS:947.23
配当金:-
配当利回り:-
2020/10/26のデータ
日産自動車の事業内容
自動車大手。仏ルノー・三菱自と3社で共同購買など主要機能を統合。
ルノーと関係見直し模索中。
事業セグメント
自動車:90%
販売金融:10%
日産の9割が自動車事業となっています。
自動車ローン・クレジットから金融セグメントも含んでいます。
日産自動車の株価の推移
■10年チャート
■1年チャート
日産自動車の2017年頃の1200から、段階的に下げ株価は低迷。
2018年のゴーンショック前から株価はさげています。直近では上がる要素が少なく、段階的に下落しています。
過去の最低底値を割り込んだ価格帯にいる状況です。
ただ、2020年7月に入り、チャートは上向き感あり。
2020年10月26日追記:長期チャートではサポートラインすれすれの状況が続いています。
資金に余裕があるなら、明らかに買い銘柄です。
経常利益の推移
2020年は不透明。
2016年:8,622 億円
2017年:8,647 億円
2018年:7,503 億円
2019年:5,464 億円
2020年:-
経常利益は2年連続で減益。ゴーン体制でコストカットを推し進めてきたものの、新商品の投入ができていない。
ゴーンショックの影響も大きい。
財務状況
自己資本比率:28.0%
有利子負債自己資本比率:150.7%
ROE:5.97%
EPS:81.59円
流動比率:-
有利子負債の多さが目立つ内容。引き続き要注目。
日産自動車の株主優待
日産自動車の株主優待は5,000円分のギフトカードです。
日産自動車の今後
2017年度から、6か年計画「Nissan M.O.V.E. to 2022」を開始。
「Nissan M.O.V.E. to 2022」の名称は、「モビリティ」のM、「オペレーション・エクセレンス」のO、「バリュー・トゥ・カスタマー(お客さまへの価値提供)」のV、「エレクトリフィケーション(電動化)」のEという強みを活かしながら日産が前進する勢いを表現。
直近では日産新型車「アリア」の登場で、どこまで回復できるかが注目ポイント。
まとめ
日産自動車の株価を見る限り、現状では下落傾向です。
しかし、国内の自動車産業を支える会社でもあり、雇用を生みだす会社です。
まだ厳しい状況は続く可能性がありますが、今後の巻き返しを期待したい所。
株価は底を脱した感あり、買い時と見れます。
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