三菱UFJリース(8593)の株価から買い時・売り時を考察していきます。
結論から言えば、買いの銘柄です。
・連続増配期間21期連続!
・配当利回りは2.4%、12.5円
・2020年3月期の経常利益は943億円
三菱UFJリース(8593)の株価情報
三菱UFJリースの株価
株価:519
PER:-
PBR:0.59倍
BPS:872.78
配当金:12.5円
配当利回り:2.4%
2020/6/29のデータ
三菱UFJリースの事業内容
事業セグメント
カスタマーファイナンス:64%
アセットファイナンス:36%
三菱UFJグループ。日立キャピタルと資本業務提携。
リース首位級。M&Aで海外展開加速。
カスタマーファイナンス事業では、リース・ファイナンス、レンタル、オートリース・オートファイナンス、中古機械の販売・買取等を行っています。
アセットファイナンス事業では、子会社の「ダイヤモンドアセットファイナンス」を中心に不動産融資、賃貸、ソリューションの分野の展開をしています。
三菱UFJリースの株価の推移
■10年チャート
■1年チャート
三菱UFJリースの株価を見る限り、コロナショックの影響を受けつつも堅調な動きをしています。
直近の安値では350円代ですが、この価格帯であれば確実に買い。
400円代でも買いは厚いので、500円を切れば買いです。
また長期チャートで見ても、底値は上がってきています。
短期でも長期でも買いな銘柄です。
経常利益の推移
2021年は減益予想か?
2017年:847 億円
2018年:861 億円
2019年:876 億円
2020年:943 億円
2021年:-
業績は連続じて増益を出しています。
800~1,000億で推移しています。コロナショックの影響から収益状況が気になる所です。
財務状況
自己資本比率:12.4%
有利子負債自己資本比率:616.53%
ROE:9.24%
EPS:79.44円
流動比率:176%
自己資本比率は低め。
総資産が6兆2,859億円、負債が4兆7,94億円で、自己資本比率は12.4%です。
一般的に20%以下の場合、不況期などに倒産の可能性が発生しかねない水準とも考えられます。
資金繰りには注意が必要と言えそうです。
三菱UFJリースの株主優待
三菱UFJリースの株主優待はありません。
三菱UFJリースの今後
今回のコロナショックの影響後、資金回収できるかが最大の問題点。
問題は直近ではなく、遅延して発生すると予想。2020年後半~2020年3月がひとまずの注目ポイントです
まとめ
三菱UFJリースは配当利回りも2.4%を超え21期連続増配。
長期保有の観点からも非常に魅力的な銘柄です。
しかし、直近のコロナショックの影響から、資金回収が注目ポイントと言えます。
2020年後半~2021年3月までが要注目です。
100株10万円以下で購入可能ということで、資金の少ない個人投資家にも投資しやすい銘柄です。初心者の方にもオススメな銘柄です。
不安な要素もありますが、割安で、配当が得られる買い銘柄です。
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