オービック(4684)の株価から買い時・売り時を考察していきます。
独立系のシステムインテグレーター企業。
結論として、買い銘柄ですが、高値更新で売りが入りやすい銘柄です。
・1株あたりの配当利回りは0.99%、185円
・コロナショックによる需要の拡大
・今期経常利益は7%の大幅増を計画、過去最高を連続で更新の見込み!
・株価は最高値更新!
オービック(4684)の株価情報
オービックの株価
株価:20,510
PER:45.61倍
PBR:6.86倍
BPS:2,990.72
配当金:185
配当利回り:0.90%
2021/07/01のデータ
オービックの事業内容
独立系SI。
主軸のERPが中小・中堅から大企業向けに拡大。
無借金経営。
持分に(OBC)オービックビジネスコンサルタント。
事業セグメント
システムインテグレーション:49%
システムサポート:39%
オフィスオートメーション:12%
システムインテグレーション事業は、顧客のシステム分析とコンサルティングにより、ハードウェアの選定やシステム設計に基づくソフトウェア開発・販売および導入前後における教育。総合的なシステム導入を行う事業。0状態から運用までのシステム導入をサポート。
システムサポート事業は、システムシステム導入企業に対するシステムの運用支援および保守ならびにハードウェアの保守、クラウドソリューションのサポート事業。
オフィスオートメーション事業は、子会社のオービックオフィスオートメーション。業務用パッケージソフト、システム周辺機器、サプライ用品の販売、各種印刷物の加工受託。。
オービックの株価の推移
■10年チャート
■1年チャート
明らかに強気チャートです。コロナショックの影響をほぼ受けていません。チャートの形も綺麗で、今後も上昇余地あり。
押し目で買いたいところではありますが、買いの価格帯としては16,000前後といったところでしょうか。欲を言えば14,000程。
経常利益の推移
2021年3月期も前期比7.1%増の493億円に伸びを見込み
2017年:322 億円
2018年:355 億円
2019年:419 億円
2020年:460億円
着実に経常利益を伸ばしています。
9期連続で過去最高益を更新する見通しで11期連続増収、9期連続増益です。
財務状況
自己資本比率:90.1%
有利子負債自己資本比率:-
ROE:15.36%
EPS:394.56円
流動比率:765.3%
無借金経営。
無借金経営で経常利益の増加させている点は非常に優れています。
ただ、逆に考えればスピードが遅いとも捉えられます。
現状のコロナショックを考えると、借金してでも投資をしない姿勢が確実に数値として表れていると見れます。
オービックの株主優待
オービックの株主優待は特にありません。
オービックの今後
コロナショック後の株高、高値更新は無借金経営によるところが大きい。
また、システム導入を希望する企業が増えれば、オービックの更なる需要増が見込めます。
20年3月期の決算後に来期の増益見込みも出せたことは非常に大きい。
では、問題があるとすれば?
一つは人材。
オービックの仕事は激務…という噂を聞きます、が、それに見合った報酬を出しているようで、ある程度は回避できるかと。テレワークの普及で従業員の満足度も上げられると予想します。
もう一つは、コロナショックの影響が長引き市場全体のダウン。
上記はどの企業も抱えている問題とすれば、気にせず買いなのかもしれません。
まとめ
オービックの株価・チャートから分析してきましたが、内容は非常に優れています。
結論として、買い銘柄ですが、高値更新で売りが入りやすい銘柄です。
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