三菱商事(8058)の株価から買い時・売り時を考察していきます。
三菱商事は、三菱グループの大手総合商社です。
三井物産、住友商事、伊藤忠商事、丸紅と共に五大商社の一つ。
株価を見る限り、短期的には1,500付近が買いと言えます。
・通期最終利益計画を3.3%上方修正
・1株あたりの配当利回りは2.9%、70円
三菱商事(8058)の株価情報
三菱商事の株価
株価:2,413
PER:10.76倍
PBR:1.15倍
配当金:70円
配当利回り:2.90%
2024/01/12のデータ
三菱商事の事業内容
総合商社大手。三菱グループ中核。
原料炭等の資源筆頭に機械、食品、化学品等の事業基盤を幅広くカバーしています。
事業セグメント
天然ガス:9%
総合素材:12%
石油化学:18%
金属資源:17%
産業インフラ:3%
自動車モビリティ他:40%
総合商社ということもあり、幅広い品目をカバーしています。
三菱グループ中核。世界約90の国・地域に広がる拠点、約1,400の連結事業会社と協働しビジネス展開しています。
原料炭等の資源筆頭に機械、食品、化学品等の事業基盤厚い。
三菱商事の株価の推移
■10年チャート
■1年チャート
三菱商事の株価は、長期的に見ると安定して上昇していると見れます。
リーマンショック時にも底値を割る事なく上昇しています。
今後も危機が発生したとしても、カバーできる力があると思われます。
経常利益の推移
2024年は不透明。
2016年:-928 億円
2017年:6,014 億円
2018年:8,127 億円
2019年:8,518 億円
2020年:6,488 億円
2021年:2,535 億円
2022年:12,931 億円
2023年:16,806 億円
経常利益は2021年以降に大幅増益。
円安の影響が大きく業績は好調です。円安が続く限りは業績は安定すると推測します。
財務状況
自己資本比率:30.4%
有利子負債自己資本比率:89.39%
ROE:10.71%
EPS:372.39円
流動比率:136.6%
財務状況も問題ありません。海外拠点も多い状況ながら安定しています。
三菱商事の株主優待
三菱商事の株主優待は特にありません。
三菱商事の今後
天然ガス、総合素材、石油・化学、金属資源、産業インフラ、自動車・モビリティ、食品産業、コンシューマー産業、電力ソリューション、複合都市開発の10グループ体制で、幅広い産業を事業領域としています。
貿易のみならず、パートナーと共に、世界中の現場で開発や生産・製造などのも事業の一部となっています。
まとめ
著名投資家のウォーレン・バフェットが国内の5大商社株を購入し、ポートフォリオも公開しています。
どこかのタイミングで売り抜ける可能性はありますが、現状は利益も安定し、円安が続けば更に株価上昇となる可能性もあります。
ただし、現状はこれまでの株価からすると高値圏のため、短期売買では売り時とみるべき銘柄です。
安定的な高配当があるので、長期目線では三菱商事の株は買いと言えます。
コメント