メルカリ(4385)の株価から買い時・売り時を考察していきます。
日本で唯一のユニコーン企業ですが、買いか・売りか?
結論として、様子見の銘柄です。
・2020年6月期の売上高は762億円
・2Q累計売上高は46%増と連続で過去最高を更新!
・2Q累計は初の経常黒字を達成!
メルカリ(4385)の株価情報
メルカリの株価
株価:5,950
PER:186.64倍
PBR:25.72倍
BPS:231.30
配当金:-
配当利回り:-
2021/07/05のデータ
メルカリの事業内容
スマホ向けフリマアプリ国内首位。
販売手数料が収益の柱。スマホ決済「メルペイ」など金融強化中だが…。
事業セグメント
マーケットプレイス関連:100%
CtoCの分野では国内TOPであり、国内で注目されていた企業です。
決済分野のメルペイを展開していましたが、QR決済ではSoftbankのPaypay一強となり、非常に厳しい状態が続いています。
メルカリの株価の推移
■10年チャート
■1年チャート
メルカリのチャートを見る限り、初音から続落している事が分かります。コロナショック後急上昇し、ダブルトップの状態。
株価は1,500円代を彷徨った時期もありましたが、現在は5,000円代。
コロナショックの影響が続けばこのまま上昇する可能性もありますが、市場は既に次を見始めています。
経常利益の推移
2016年:-0.97 億円
2017年:-27 億円
2018年:-47 億円
2019年:-121 億円
2020年:-193 億円
大幅な赤字が続き。赤字幅が拡大しています。
QR決済のメルペイで赤字が拡大。
財務状況
自己資本比率:31.1%
有利子負債自己資本比率:103.47%
ROE:-26.13%
EPS:-94.98円
流動比率:248.8%
財務状況は問題ありの状態です。ユニコーンでありこれからの成長を期待したいところですが、厳しい内容です。
メルカリの株主優待
メルカリの株主優待は特にありません。
メルカリの今後
直近の問題は黒字化ですが、先が見えない状態です。
オリガミペイの買収を1円で行っていますが、不必要な買収でした。
ただでさえ赤字分野であるメルペイの停止or売却が必要か…というところです。
しかし、停止・売却ができなければ、メルカリの身売りが現実味を帯びます。
まとめ
メルカリの数値を確認してきましたが、コロナ禍で業績は急上昇してきました。
C to C での影響力は大きく、プラットフォームに近いところまできている…とも見れます。
様子見の銘柄ですが、国内の数少ないユニコーン。メルカリの先行投資が成功すれば、株価の更なる上昇は期待できます。
コメント