ファナック(6954)の株価から買い時、タイミイングを考察していきます。
直近の決算発表では営業益予想を17%上方修正。設備投資など経費削減しつつ、今後の5G・半導体の需要増加が期待されます。
結論としては、「今」買いの銘柄と言えます。
・連結営業利益予想を従来比17%増の806億円に上方修正
・米中貿易摩擦の影響や為替動向、地政学的リスクが不透明要因
・最終利益の減少止まらず、大幅減の予想
ファナック(6954)の株価情報
ファナックの株価
株価:20,135
PER:58.73倍
PBR:2.87倍
配当金:0円
配当利回り:0%
2020/01/30のデータ
ファナックの事業内容
事業セグメント
FA:33%
ロボット:34%
ロボマシン:18%
サービス:14%
工作機械用NC(数値制御)装置世界首位。産業用ロボや小型マシニングセンタといった機器の製造を行っています。
ファナックの株価の推移
■10年チャート
■1年チャート
長期チャートでも安定的に上昇している事が分かります。
安定し上昇している優良な銘柄と言えます。
経常利益の推移
2020年は大幅に減益か。
2015年:3,119 億円
2016年:2,293 億円
2017年:1,688 億円
2018年:2,495 億円
2019年:1,834 億円
2020年:919 億円
供給先である韓国サムスン電子や台湾の鴻海精密工業など、日韓・米中問題から大幅な利益減少へと繋がっています。
財務状況
自己資本比率:88.5%
有利子負債自己資本比率:-
ROE:10.9%
EPS:795.3円
流動比率:688.6%
ファナックの株主優待
ファナックの株主優待は特にありません。
ファナックの今後
韓国サムスン電子や台湾の鴻海精密工業、トヨタ自動車といったメーカーが主要供給先となっています。
日韓・米中の問題に引き込まれる可能性がありますが、2020年中は大きな影響は少ないと予測できます。
ただし、アメリカ大統領選後から影響は出てきます。
まとめ
ファナックは買いの銘柄と言えます。
経常利益が減少しているものの、今後の半導体・5G関連での需要の高まりが予想できます。
直近の市場環境が厳しいものの、長期的に見ても買いの銘柄です。
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