エーザイ(4523)の株価から買い時・売り時を考察していきます。
2021年6月7日にバイオジェンと共同開発した
アルツハイマー病治療薬「アデュカヌマブ」がアメリカ食品医薬品局(FDA)に承認。
前日まで7,000円代だった株価は10,000円を超えました。
今後も株価は上昇するのでしょうか?
それとも下落するとすれば、どんな理由があるのでしょうか?
結論として、エーザイは買い銘柄です。
・アルツハイマー新薬承認で今後も株価上昇見込み
・今期最終利益は6%の大幅増を計画!
・1株あたりの配当利回りは1.50%、160円
エーザイ(4523)の株価情報
エーザイの株価
株価:10,700
PER:68.94倍
PBR:4.36倍
BPS:2,452.97
配当金:160円
配当利回り:1.50%
2021/06/14のデータ
エーザイの事業内容
神経系、消化器系に強み。
認知症薬は米バイオジェンと協業。
また、抗がん薬では米メルクと協業。
事業セグメント
医薬品:83%
その他:17%
医療用医薬品及び、一般用医薬品が医薬品セグメントに含まれます。
国内だけではなく、北米、欧州、中国、アジアと世界的に展開しています。
その他事業のセグメントには、ライセンス、医薬品原料、物流サービス、業務サービスが含まれており、メインである医薬品セグメントを支える事業として形成しています。
エーザイの株価の推移
■10年チャート
■1年チャート
エーザイの株価は、長期的に見ると底値を徐々にあげていて、前回の底値をわっていません。
このことから、長期的に見ても安定して成長が見込める銘柄と判断できます。
ただし、期待の反動から新薬が停止することで、ストップ安となる恐れがあります。
下落には理由がありますが、株価の推移を見る限り、ストップ安=買いのタイミングとも見れます。
経常利益の推移
2021年は大幅な増益を予想
2018年:768 億円
2019年:861 億円
2020年:1,255 億円
2021年:525 億円
アルツハイマー新薬の情報が出る前から増益予想がされていました。
コロナの反動もありますが、バイオジェンと共同開発された、アルツハイマー病治療薬「アデュカヌマブ」が申請される算段があったと予想します。
財務状況
自己資本比率:64.5%
有利子負債自己資本比率:12.78%
ROE:6.10%
EPS:146.95円
流動比率:202.5%
財務状況を見る限り、有利子負債自己資本比率も問題ありません。
外資企業の買収を行った武田と比較すると、協業を選択したことで財務管理ができています。
エーザイの株主優待
エーザイの株主優待は特にありません。
エーザイの今後
アルツハイマー病治療薬「アデュカヌマブ」がアメリカ食品医薬品局(FDA)に承認されました。
今後は更なる株価上昇の可能性を秘めています。
現時点では、上昇下落が激しいですが、株価が落ち着いた後に再度上昇の可能性は高いと言えます。
まとめ
アルツハイマー新薬がアメリカ食品医薬品局(FDA)に承認され株価は大きく上昇。
しかし、その後は期待からの反動で下落しています。
今後は株価が落ち着いた後に買い、更なる上昇の可能性があります。
結論として、エーザイは買い銘柄です。
コメント