アンジェス(4563)の株価から買い時、タイミイングを考察していきます。
マザーズ上場の創薬ベンチャー。
コロナ関連銘柄として注目され、株価がストップ高、ストップ安とリスクが高い銘柄です。
結論としては、様子見。短期的には空売りも。
・1Q売上高は93%の大幅減
・新型コロナウイルスのワクチン研究、2020年7月にもワクチンの治験開始予定
・過去にアンジェス株巡るインサイダー有り
アンジェス(4563)の株価情報
アンジェスの株価
株価:1,780
PER:-
PBR:14.15倍
配当金:0円
配当利回り:-%
2020/05/22のデータ
アンジェスの事業内容
事業セグメント
医薬品:100%
アンジェスの事業セグメントは医薬品に特化。
大阪大医学部、森下竜一教授創業の創薬ベンチャー。
遺伝子治療薬を開発。難病治療薬の販売も行っています。
アンジェスの株価の推移
■10年チャート
■1年チャート
長期チャートで見ると形が悪く、急騰した後は低迷する傾向です。
このチャートから推測できることは、低迷した株を保有し、急騰したタイミングで売る銘柄とも見れます。
ただし、長期的に低迷の株を保有することは危険性もあり、博打とも見れます。
経常利益の推移
2020年は現時点では不明。
2016年:-4.8 億円
2017年:-3.3 億円
2018年:-3.0 億円
2019年:-3.2 億円
2020年:-
ベンチャーには多い事ですが、利益を出せていません。
財務状況
自己資本比率:95.5%
有利子負債自己資本比率: -%
ROE:-38.18%
EPS:-35.81円
流動比率:-%
ROE、EPSがマイナス。赤字で利益が出せていません。
アンジェスの株主優待
アンジェスの株主優待は、100株以上保有でアンジェスが発行している「株主優待割引対象商品カタログ」から商品の引き換え権利があります。
アンジェスの今後
アンジェスと大阪大学が進める新型コロナウイルス感染を予防するワクチン開発プロジェクトが国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の公募事業に採択。
研究開発費として20億円を受け取ることになり、株価が再び高騰しました。
アンジェスはマザーズ市場でもコロナ関連銘柄として急騰しており、マザーズ市場で時価総額3位に再浮上しました。
また、AGCの子会社AGC BiologicsとCytiva(グローバルライフサイエンステクノロジーズジャパン)が新型コロナウィルスの開発に参画することに。
新型コロナウイルスのワクチン研究がどこまで進むかが鍵となります。
2020年7月にもワクチンの治験開始予定です。
まとめ
新型コロナウィルス関連銘柄として、期待されているアンジェス。
コロナウィルスの研究が功を奏し成功となれば、株価は更なる高騰もありえます。
しかし、元々は利益が出せていない体質、過去にインサイダーもあった事を考えると決して安心できる銘柄とは言えません。
結論としては、様子見。短期的には空売りも。
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