ユニゾホールディングス(3258)の株価から買い時、タイミイングを考察していきます。
ユニゾホールディングスは国内の不動産、特に東京都内のオフィスの賃貸を手掛けています。HISからのTOB、フォートレス、ブラックストーンからの買収提案を受けています。
※2020年4月3日に上場企業初、従業員による買収が成立。2020年6月18日に上場廃止となりました。
以下は過去記事作成時の内容です。
ブラックストーン:ユニゾHDへのTOB価格を5600円に引き上げ
参考:https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-01-28/Q4T01ET1UM1301
短期的には売買価格に注意する必要があるものの「買い」です。また、中長期的にも買いの銘柄です。
・想定される株価に対し、ブラックストーン社の買収提案により株価が上昇
・
ユニゾホールディングス(3258)の株価情報
ユニゾホールディングスの株価
株価:5,190
PER:6.25倍
PBR:1.41倍
配当金:0円
配当利回り:0%
2020/01/28のデータ
ユニゾホールディングスの事業内容
事業セグメント
不動産:77%
ホテル:23%
不動産事業がメイン、ホテル事業も行う。
海外不動産も所有しており、ニューヨーク、ワシントンD.Cで複数物件を所有。
任天堂の株価の推移
■10年チャート
■1年チャート
TOB、買収話から株価が急上昇。
本来の想定株価、2,000~3,000に対し、買収提示額が5,000、5,600と吊り上げられています。
このため株価は急上昇していますが、失敗・決裂した場合、成功した場合、どちらを取っても株価が急変する可能性大です。
経常利益の推移
2020年は減益予想。
2015年:73 億円
2016年:85 億円
2017年:104 億円
2018年:115 億円
2019年:117 億円
2020年:82 億円(会社予想)
昨年のフリーCFがプラスに転換。
財務状況
自己資本比率:16.3%
有利子負債自己資本比率:501.14%
ROE:11.91%
EPS:356.56円
流動比率:137.1%
不動産事業を展開しているため、有利子負債は自己資本を比較しても多くなっています。
ユニゾホールディングスの株主優待
ユニゾホールディングスが運営する、ホテルユニゾ等ご予約時にユニゾグループのホテルページで提示する客室料金から割引があります。
保有枚数、保有期間によりことなります。
ユニゾホールディングスの今後
買収が繰り広げられていますが、決着は難しいと思われます。
まとめ
2019年の東京オフィスの空き率は2%とかなりの低水準です。
更に、一気に不動産の取得ができるとあれば、海外勢が多少株価が上昇しても手にしたい理由があります。
短期的には売買価格に注意する必要があるものの「買い」と言えます。また、中長期的にも買いの銘柄です。
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