株式投資の始め方「初心者向け」

鹿島建設(1812)の株価なぜ安い?買い時、売り時は?配当金は?

鹿島建設株価
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鹿島建設(1812)の株価から買い時・売り時を考察していきます。

鹿島建設は、大成建設、大林組、清水建設、竹中工務店と共にスーパーゼネコン5社の一角。

結論としては、買い銘柄です。ただし、直近は様子見。

鹿島建設株価まとめ

・通期経常利益計画を2.0%上方修正

・2Q累計売上高は15%増と連続で過去最高を更新!

・2Q累計最終利益は9%減…

鹿島建設(1812)の株価情報

鹿島建設の株価

株価:2,612

PER:11.77倍

PBR:1.11倍

BPS:2,347.04

配当金:70円

配当利回り:2.68%

2024/01/19のデータ

鹿島建設の事業内容

最大手ゼネコンの一角。

超高層、耐震、原発技術に強み。内外で不動産開発を展開。

事業セグメント

土木:12%
建築:45%
開発:2%
国内関係会社:10%
海外関係会社:31%

鹿島建設の強みは「進取の精神」という企業理念の元、事業の多角化をはじめとするさまざまな対策を打ち出しています。

最新テクノロジーの現場導入を進め、メタンハイドレードやロボット技術など近未来の技術を取り入れた開発を行っています。

鹿島建設の株価の推移

■10年チャート

■1年チャート

鹿島建設の株価は、2018年をピークに下落。他の建設業と同様です。

オリンピック需要の期待から2013年以降、株価上昇していましたが、開発目途が経った2018年から株価下落。

2020年3月に底を打った後に上昇、現在は過去の最高値を超えています。

底値を切り上げて上昇しており、非常に良いチャートです。

経常利益の推移

2024年は減益予想


2017年:1,643 億円
2018年:1,797 億円
2019年:1,629 億円
2020年:1,466 億円
2021年:1,397 億円
2022年:1,521 億円
2023年:1,567 億円
2024年:1,530 億円(会社予想)

経常利益は1,500億円前後を推移。

コロナ禍で一時的な落ち込みがあったものの、経常利益を安定的に出しています。

2024年も減益予想ではありますが、微減であれば最高値を更新する可能性も十分に考えられます。

財務状況

自己資本比率:38.3%

有利子負債自己資本比率:51.1%

ROE:9.47%

EPS:222.37円

流動比率:124.5%

財務状況も問題ありません。

鹿島建設の株主優待

鹿島建設の株主優待は特にありません。

鹿島建設の今後

土木分野では自動化が進み、トンネル工事など完全機械化に向けて進んでいます。

技術開発への投資を積極的に行っており、今後も成長期待ができます。

次の中期経営計画の期間では安定的に1,000億円以上の連結当期純利益を計上できる体制を構築し、2030年頃には投資効果と合わせて1,300~1,500億円以上の水準を目標としています。

まとめ

鹿島建設の株価は2020年に直近の底を打ち反転しました。

コロナ禍では厳しい状況だったものの、株価は最高値を更新しています。

引き続き最高値を更新する可能性があります。

鹿島建設の株は短期的に買い時と言えます。

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