ダイキン工業(6373)の株価から買い時・売り時を考察していきます。
比較的割高なダイキンの株価。株価から買い時を判断していきます。
電気自動車(EV)のエアコンに使う省エネ性能の高い冷媒を開発。
エアコンの電力を大幅に減らし、EVの航続距離を最大5割伸ばせる技術で2025年をめどに実用化。
運輸部門の温暖化ガス排出削減につながるため、今後株価上昇に期待できます。
結論は、買いです。
・通期経常利益計画を6.1%上方修正
・電気自動車用エアコンで温暖化ガス排出削減で注目
ダイキン工業(6367)の株価情報
ダイキン工業の株価
株価:22,750
PER:25.23倍
PBR:2.63倍
BPS:8,640.13
配当金:240円
配当利回り:1.05%
2024/01/05のデータ
ダイキン工業の事業内容
エアコン世界首位級。
国内は業務用エアコン首位。
M&Aも駆使し各国で存在感を高める。
事業セグメント
空調・冷凍機:91%
化学:7%
その他:2%
空調・冷凍機事業…海外、特にアメリカ・中国、アジア新興国市場で事業が拡大。海外事業比率が近年では80%に迫る勢い。事業のコストダウンも図り、収益力が一層強化されている状態。
化学事業…フッ素樹脂、化成品に注力し堅調な動き。
その他事業…産業機械用油圧機器や建機・車両用油圧機器が国内外で堅調に推移。
ダイキン工業の株価の推移
■10年チャート
■1年チャート
長期チャートで右肩上がりの綺麗なチャートです。
直近の底値は20,200円。
現在はレンジを形成中。若干様子見ムードはあるものの強気な銘柄。
2024年は上昇しそうな形をしています。最悪レンジの可能性はありますが、直近底値を割らなければ買いです。
経常利益の推移
2024年は増益予想
2017年:2,307 億円
2018年:2,537 億円
2019年:2,762 億円
2020年:2,665 億円
2021年:2,402 億円
2022年:3,275 億円
2023年:3,662 億円
2024年:3,800 億円(会社予想)
ダイキンは過去を振り返っても着実に業績を上げています。
国内の設備投資が活発な事を考えれば2024年度中は少なくとも業績に問題はなさそうです。
懸念点としては、海外に展開しているため、アメリカ・EU・中国の市場リスクが考えられます。
財務状況
自己資本比率:51.5%
有利子負債自己資本比率:33.31%
ROE:12.3%
EPS:248.33円
流動比率:188%
財務状況としては、問題ありません。
有利子負債自己資本比率は比較的低く、流動比率も問題ありません。
ダイキン工業の株主優待
ダイキン工業の株主優待は特にありません。
ダイキン工業の今後
ダイキン工業は海外売上比率が高く、M&Aも積極的に展開しています。
そうした中でも流動比率は高く財務状況は問題なし。企業体力もある会社です。
世界各国の市場懸念はあるものの、国内設備投資が活発なため、バランスよく成長する銘柄と思われます。
現在は株価が落ち着いてきています。21,00付近で買いたい所。また損切は20,200と想定します。
ダイキンの株価はなぜ高いか…
ダイキンの株価は直近上昇・下落を繰り返していますが、もちろん急落の可能性もあり得ます。
レンジ相場に入っていると見れるので、今年の株価の見通しは21,000~23,000付近と想定します。
まとめ
ダイキン工業の株価を見てきましたが、今後も業績が上方修正となれば引き続き株高となるでしょう。
レンジ相場に入っていると見れるので、今年の株価の見通しは21,000~23,000付近と想定します
結論として21,000付近なら買いです。
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