住石ホールディングス(1514)の株価から買い時、タイミイングを考察していきます。
結論としては、売りです。ただ、長期的に保有してよい銘柄です。
直近の安値から上がり過ぎているので調整されることを見て購入をおすすめします。
大きな調整があっても、350を切らなければ買いです。できるだけ引き付けて買いたい所。
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住石ホールディングス(1514)の株価情報
住石ホールディングスの株価
株価:1,143
PER:10.5倍
PBR:2.37倍
配当金:20円
配当利回り:1.75%
2024/01/05のデータ
住石ホールディングスの事業内容
事業セグメント
石炭:98%
新素材:1%
採石:1%
住友石炭鉱業が母体の企業。住友グループに属しています。
国内での炭鉱については撤退し、オーストラリア炭鉱からの配当金が利益柱。
鉱業で人工ダイヤ、採石等にも展開しています。
住石ホールディングスの株価の推移
■10年チャート
■1年チャート
著名投資家の井村俊が大株主になったことで注目されることになりました。
石炭輸入が主力の住石ホールディングスですが、2022年以降オーストラリアドルが90円以上高値をキープし続けています。
それ以外の要素もありますが、オーストラリアドル高が株高の1つの要因と考えられます。
2024年以降は円高に振れる可能性もあり、円高時には現在の株高は保てない可能性は高くなります。
経常利益の推移
2024年は増益を予想。
2015年:6.7 億円
2016年:7.5 億円
2017年:5.0 億円
2018年:26.2 億円
2019年:21.2 億円
2020年:12.8億円
2021年:-
2022年:23.4 憶円
2023年:38.4 憶円
2024年:58.0 憶円(会社予想)
財務状況
自己資本比率:77.9%
有利子負債自己資本比率: 4.57%
ROE:19.45%
EPS:79.42円
流動比率:488.2%
自己資本比率が高く、有利子負債の少なさから安定した経営ができていると見れます。
住石ホールディングスの株主優待
住石ホールディングスの株主優待は特にありません。
住石ホールディングスの今後
主力事業部門の石炭取引は輸入時期のずれ込みがあり、不安定さが残ります。
また、現在はオーストラリアドル高の恩恵を受けていますが、いつまで続くか不透明です。
まとめ
住友グループの安定感はありますが、現在の株高では一旦売りと見て良い状況です。株価が下落し350円台となった場合は買いを視野にいれます。以前のような割安感はない状態ですので、買いには慎重になる必要があります。
住友グループである、住石ホールディングスの株は一旦購入を控えた方が良い銘柄です。
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