トヨタ自動車(7203)の株価から買い時・売り時を予想していきます。
コロナショック後の2021年は世界生産、過去最高920万台!
過去最高でコロナ前を上回る動きです。
結論から言えば、現状は買い銘柄です。
・持続的に上昇している株価
・保有資産の多さ、毎年1兆のCFを生み出せる力
・通期経常利益計画を4.5%上方修正
トヨタ自動車(7203)の株価情報
トヨタ自動車の株価
株価:2,183
PER:12.46倍
PBR:1.倍
BPS:1,994.90
配当金:-
配当利回り:-
2022/08/18のデータ
トヨタ自動車の事業内容
事業セグメント
自動車:90%
金融:8%
その他:2%
4輪世界首位級、国内シェア4割超。
日野、ダイハツを傘下に。SUBARU、マツダ、スズキと提携。
事業の9割が自動車事業です。
自動車ローン・クレジットから金融セグメントも含まれています。
トヨタ自動車の株価の推移
■10年チャート
■1年チャート
トヨタの株価10年チャートから、長期的に上昇し安定していると判断できます。
2015年のチャイナショックで一時的な株価の下げが見られるものの、長期的には上昇。
2020年のコロナショックの影響でも株価が6,000台を一時的に切りましたが上昇。
更に、2021年9月末を基準に1株を5株に株式分割。1991年以来30年ぶり。
TOPIX Core30 にも含まれる銘柄です。
経常利益の推移
2022年は不透明。
2015年:2兆8,928 億円
2016年:2兆9,833 億円
2017年:2兆1,938 億円
2018年:2兆6,204 億円
2019年:2兆2,854 億円
2020年:2兆3,992 億円
2021年:2兆1,977 億円
コロナの影響から当初は売上減少したものの、その後の需要増加に伴い利益改善。
しかし、今後は地政学的リスクが大きな課題となりそうです。
ロシアへの経済制裁から、サンクトペテルブルクの工場の稼働停止。
また、半導体不足による製造の遅れ、上海のロックダウン等々…
厳しい状況が続くと予想できます。
財務状況
自己資本比率:37.6%
有利子負債自己資本比率:109.%
ROE:10.21%
EPS:803.23円
流動比率:103.6%
財務状況に問題なし。
ただし、投資CFのマイナスが多い状況。
1.自動運転、2.コネクテッドカー(インターネットへの常時接続自動車)、3.自動車シェアリング、4.EV対応への積極的な投資を行っています。
トヨタ自動車の株主優待
トヨタ自動車の株主優待は特にありません。
トヨタ自動車の今後
▼2020年
2人乗り超小型EV(電気自動車)発売
▼2021年
新モデルを18車種投入
▼2025年
電動車(EV・HV)の世界販売を550万台目標
当初2030年に予定していた電気自動車の投入を5年早めた、2025年が注目のです。
まとめ
国内・海外でも知名度の高いトヨタの株価自動車はまだまだ上がる可能性を秘めています。
積極的な投資・財務状況から、自動運転技術・電気自動車の対応にも抜かりなしです。
・未来を見据えた積極的な投資を実施
・財務状況良好
・計画を5年前倒しできる適応力
・日本が誇る自動車メーカー
世界に誇るトヨタ、営業CFと投資CFを足したフリーCFでも1兆円を誇ります。
優良な企業でもあるトヨタ自動車は素晴らしいと株と言えます。
株価が大きく下がった後、上昇が見込める銘柄です。
コメント