キーエンス(6861)の株価から買い時、タイミイングを考察していきます。
結論としては、買い時ではない銘柄であるものの、下落時に買いの銘柄です。
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キーエンス(6861)の株価情報
キーエンスの株価
株価:39,450
PER:-倍
PBR:5.73倍
配当金:150円
配当利回り:0.38%
2020/01/17のデータ
キーエンスの事業内容
キーエンスは、ファクトリー・オートメーション(FA)総合メーカー。
FA用センサ等、高付加価値製品を通じて生産現場の生産性・品質向上させています。
25万社以上の取引先が存在し、国内だけでなく、海外展開も行い46ヵ国210拠点で事業を展開中。
世界中の「ものづくり」をサポートしています。
事業セグメント
電子応用機器の製造・販売:100%
自動車、半導体、電子・電気機器、通信、機械、化学、薬品、食品など、製造業のあらゆる分野において25万社以上の取引先が存在しています。
キーエンスの株価の推移
■10年チャート
■1年チャート
長期チャートで見る限りは上昇しており、比較的安定しています。
リーマンショック前後の最安値3,000後半から考えると、現状では10倍以上の株価になっています。
2019年11月の窓明けがあり、更に上昇しています。上昇・下落の幅が大きいため注意が必要です。
経常利益の推移
2020年は大幅減益か?
2016年:1,569 億円
2017年:1,734 億円
2018年:2,988 億円
2019年:3,198 億円
2020年:-
毎年経常利益は安定に出しています。ただし、2020年の売上は減少予想です。
財務状況
自己資本比率:94.4%
有利子負債自己資本比率:-
ROE:15.23%
EPS:1,864.91円
流動比率:1274.2%
有利子負債がなく、自己資本利益率も全く問題ありません。
株価がこれだけ高騰してきた理由も納得の数値です。
キーエンスの株主優待
キーエンスの株主優待は特にありません。
キーエンスの今後
キーエンスの今後を左右するのは、米中貿易戦争、そして、企業の設備投資状況です。
前回急落したのはリーマンショック時、チャイナショック時には特に影響はありませんでした。
しかし、時が経ち中国でもFA導入機会・設備投資が増えています。
不景気となった場合に即下落する可能性が高い状況です。
まとめ
キーエンスの業績・資産状況・収益性、どれを取っても素晴らしい成績です。
しかし、株価の割高感は否めません。現時点で急いで買うような銘柄ではなく、世界の設備投資状況、そして、キーエンスの株価を見て買い時を判断する。
じっくりと腰を据えて見ていく銘柄と言えます。
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