すかいらーくホールディングス(3197)の株価から買い時・売り時、タイミイングを考察していきます。
結論から言えば、株主優待は魅力的ではるものの、買い銘柄とは言えません。
・今期売上高は微増ながら過去最高を連続更新予定だが…
・1株あたりの配当利回り1.25%、19円
・株主優待の優待食事券が魅力
すかいらーくホールディングス(3197)の株価情報
すかいらーくホールディングスの株価
株価:1,514
PER:29.90倍
PBR:2.25倍
BPS:672.48
配当金:19円
配当利回り:1.25%
2020/03/14のデータ
すかいらーくホールディングスの事業内容
事業セグメント
レストラン:97%
その他:3%
ファミレス最大手。
主力は「ガスト」、中華「バーミヤン」や和食「夢庵」も展開。
すかいらーくホールディングスの株価の推移
■10年チャート
■1年チャート
長期チャートを見る限り、上昇し続けているように見えます。
しかし、過去に業績悪化を理由に上場廃止を行ってます。
必ずしも良いチャートとは言えません。
経常利益の推移
2020年は増益予想。
2016年:289 億円
2017年:235 億円
2018年:185 億円
2019年:167 億円
2020年:175 億円 (会社予想)
ここ数年は年を追うごとに経常利益が減少。
売上は増加しているももの、経常利益の改善が必要です。
財務状況
自己資本比率:29.3%
有利子負債自己資本比率:97.36%
ROE:7.21%
EPS:48.07円
流動比率:23.99%
流動比率が低く。有利子負債自己資本比率も必ずしは良いとは言えません。
2019年の営業CFは比較的良い判断。
すかいらーくホールディングスの株主優待
すかいらーくホールディングスの株主優待は100株以上の保有でもらうことができる優待食事券です。
優待食事券は6月と12月の年2回です。
優待食事券(6月)
100株以上:3,000円相当
300株以上:9,000円相当
500株以上:15,000円相当
1,000株以上:33,000円相当
優待食事券(12月)
100株以上:3,000円相当
300株以上:11,000円相当
500株以上:18,000円相当
1,000株以上:36,000円相当
すかいらーくホールディングスの今後
2020年以降も継続的に成長を続けていくために、以下の方針を掲げています。
・店舗における顧客サービスレベルの向上
・デジタライゼーションの強化
・安定的な売上拡大のための客数増を実現
・既存店強化と新店出店により売上成長を追求
上記内容は営業時価の見直し等が含まれていますが、事業モデルを大きく変えるような内容はありません。
まとめ
国内レストランの最大手ではあるものの、事業改革は進んでいないように見えます。
財務状況も決して良い訳ではなく、経常利益も減少を続けています。
株価については近年まで上昇をつづけていましたが、コロナショックの影響から急落。
BPSが700円以下とすると、現状の株価でも高いという判断です。
株主優待狙いであれば買っても良いかもしれませんが、買い銘柄とは言えません。
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