日本電産(6594)の株価から買い時、タイミイングを考察していきます。
世界的にEV自動車へのシフトが追い風、海外の企業を積極的にM&Aしています。
結論としては、買い時の銘柄です。
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・通期経常利益計画を8.8%上方修正
・2Q累計売上高は0%増
・2Q累計最終利益は79%の大幅増益!
日本電産(6954)の株価情報
日本電産の株価
株価:14,200
PER:50.96倍
PBR:8.60倍
BPS:1,650.25
配当金:60円
配当利回り:0.42%
2021/01/24のデータ
日本電産の事業内容
日本電産は、世界首位のHDD用など精密小型モーターから車載、産業用など中大型にシフト。
事業セグメント
精密小型モータ:29%
車載:20%
家電・商業・産業用:35%
機器装置:11%
電子・光学部品:5%
その他:0%
精密小型モータ、車載など自動車関連を主としつつ、家電、電子・電気機器、通信、機械、薬品など、製造業のあらゆる分野をカバーしています。
日本電産の推移
■10年チャート
■1年チャート
長期チャートで見ると2020年から急騰。株価が上昇を続けています。
リーマンショック前後の最安値1,700代から考えると、現状では10倍以上の株価になっています。
2013年頃からの日銀ETF買いにより、大幅に上昇しています。
世界的なEVシフトにより株価は上昇を続けています。
経常利益の推移
2020年は増益予想。
2015年:1,070 億円
2016年:1,171 億円
2017年:1,413 億円
2018年:1,636 億円
2019年:1,390 億円
2020年:1,400 億円(会社予想)
毎年経常利益は安定に出しています。2020年の売上は増益予想です。
財務状況
自己資本比率:53.2%
有利子負債自己資本比率:37.3%
ROE:11.48%
EPS:375.83円
流動比率:100.0%
財務状況を見る限り問題はありません。
日本電産の株主優待
日本電産の株主優待は、「日本電産サンキョーオルゴール記念館すわのね 無料入館リーフレット」です。 1株から優待を取得できます。
日本電産の今後
日本電産は2010年から「精密小型モータ」中心のポートフォリオから、「精密小型モータ」、「車載」、「家電・商業・産業用」、「その他の製品グループ」の4本柱のポートフォリオへ移行。
積極的に買収も行っており、ポートフォリオの形成が進んでいます。
世界的なEV化へのシフトにより、電気自動車用モーターを展開し、電気自動車用モーターのシェアを伸ばしていく見込みです。
まとめ
日本電産の業績・資産状況・収益性を見る限り好成績を出しています。
今後、自動車用モーターが順調に進めば、日本電産のメインのポートフォリオとなる可能性があります。
日本電産の株は買いの銘柄と言えます。
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