JR東海(9022)の株価 買い時か？売り時か？

JR東海（9022）の株価から買い時、タイミイングを考察していきます。

結論としては、買い時です。

JR東海（9022）の株価情報

JR東海の株価

株価：3,679

PER：11.75倍

PBR：0.91倍

配当金：28円

配当利回り：0.76％

2024/01/05のデータ

JR東海の事業内容

事業セグメント

運輸業：80%
流通業：9%
不動産業：3%
その他：7%

JR東海は、東海道新幹線と在来線１２路線保有しており、新幹線が収益の約７割。

流通、不動産事業も展開しています。路線＝不動産で、自前で開発しやすい環境を持っています。

JR東海の株価の推移

■10年チャート

■1年チャート

長期チャートで見る限りは上昇しており、比較的安定しています。

リーマンショック前後の最安値1,100前半から考えると、現状では約4倍の株価になっています。

長期チャート上で安定した上昇をみせています。

経常利益の推移

2024年は増益を予想。

2015年：4,281 億円
2016年：5,114 億円
2017年：5,639 億円
2018年：5,835 億円
2019年：6,326 億円
2020年：5,742 億円
2021年：-2,620 億円
2022年：-673 億円
2023年：3,074 億円
2024年：4,330 億円

コロナ禍では一時的なマイナスだったものの、経常利益は安定的でます。

ビジネスモデルとして、安定的に収益を出しやすい構造があります。

財務状況

自己資本比率：39.5%

有利子負債自己資本比率：141.0%

ROE：5.5%

EPS：106.23円

流動比率：558.3%

自己資本利益率もあり、流動比率が高く問題ありません。

JR東海の株主優待

JR東海の株主優待は、所有株式数に応じて年1回「株主優待割引券」を発効します。

JR東海の今後

コロナ後に順調に業績が回復・改善し、インバウンドの取り込みも戻ってきています。

日本の大動脈を支える基盤があるため、間違いなく今後の収益も期待できます。

株価に関しては、引き続き堅調な動きをすると考えられます。

まとめ

JR東海の業績・資産状況・収益性、どれを取っても素晴らしい成績です。

以前よりも割高感はなく、長期目線で買い銘柄です。

現状の株価であれば買い時と判断します。