新型肺炎、コロナショックで株価暴落!大不況の始まりか?

コロナショック株価
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2020年2月25日、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大への懸念が強まり急落しました。

ダウ平均は先週の終値から1,031ドルを下げ、2万7960ドルで終了。その影響は日本株にも影響を与えています。

「コロナショック」により株価は大暴落してしまうのか気になる所です。今回の大きな下げをまとめます。

結論としては、下落は続くものの日経平均が21,200~21,000付近を割らなければ、上昇トレンドを継続。割った場合は急激な下降トレンドの可能性。

当初、新型コロナウィルスの影響は少ないとされていた

1月後半から2月中旬までの報道では、新型コロナウィルスの感染は広がりつつあるも、株価には影響のない程度と見込まれていました。

しかし、ナイキ・アップル等は10-12月期の決算状況が芳しくなく、新型コロナウィルスの影響で業績を下方修正しました。

ちなみに、2020年2月中旬までに日本企業の多くは下方修正していません。

日本の2020年10-12月期のGDPはマイナス6.3%と大幅に落ち込んでいます。

25日の暴落①:市場はようやく織り込んだ

新型コロナウィルスの感染が広がるニュースが多く出回っていましたが、株価への反映されている気配がありませんでした。

しかし、25日に状況は一変、状況を織り込み始めました。

25日の暴落②:新型コロナウィルス以外の要因

25日、新型コロナウィルス以外に2つの要因がありました。

・アメリカの総合PMI悪化
・民主党予備選サンダース氏の勝利

アメリカの総合PMI悪化…米国の企業活動は7年振りに縮小。新型コロナウイルスの流行でサプライチェーンが打撃を受け、企業が発注を控えたことも影響。

民主党予備選サンダース氏の勝利…米大統領選の民主党候補指名争い第3戦のネバダ州党員集会は、急進左派サンダース上院議員の圧勝。

サンダース氏に対しては、急進的な政策が多く、国民皆保険制度「メディケア・フォー・オール」や学生ローン1.6兆ドル帳消しにする債務免除法案等を発表。

さらには、富豪に対しての高税率をかける政策を発表し、嫌気され株価が下落へと繋がった可能性が高いと言えます。

特に、ウォール街からは嫌われているでしょう。

SARS発生(2003年) 時 と新型コロナウィルス発生(2020年)時の違い

2003年のSARS流行時

2002~2003年に広がったSARSは流行化から1~2ヵ月で反転しました。

流行化(2月末)から1ヵ月程度で米国株は底を打ち、日本や香港は約2ヵ月後に相場反転に向かいました。

世界保健機関(WHO)の終息宣言(7月)前に、株高となりました。

2003年にはイラク戦争も重なり株価に反映された形です。

SARS発生時の2003年と2020年の比較

・感染/死亡者数
・感染範囲
・経済状況

上記3点の中で特に注目は「中国を取り巻く経済状況」です。

日本については、SARS発生時2003年の20倍の中国との経済取引が発生しています。

世界についても同様で、世界の工場・輸出国である中国の機能がストップすれば、世界の供給もストップしてしまいます。

日経平均を週足チャートで確認

コロナショック株価

週足でのチャートを表示しています。

緑色の上昇ラインはリーマンショック後の2009年からの緩やかな上昇トレンド。

赤色の下降ラインは直近2年間のレンジ~下降を示しています。

チャートから読み取れるのは、現在上昇と下降の間で株価が推移している事です。

現時点(2020年2月~3月)で緑色のラインを割るのは、21,200~21,000付近であり、ここを割るか割らないかが今後の重要点と言えます。

まとめ

今回の株価暴落はいくつもの要因が重なりましたが、不景気の始まりとも見れます。

下落は続く可能性がありますが狼狽売りはせず、しかし、売り時には確実に売り、押し目買いであれば買いができる状態が好ましいです。初心者・中級者方は現時点では様子見。

また、2月~3月で日経平均が21,200~21,000を割り込んだ場合は、現在の上昇トレンドから下降トレンドへと転換したと見るべきポイントです。