2020年3月16日、先週の売りを引きずり過去最大の下げ幅2,997ドル安の20,188ドルへ。
パニック売りで、売りが売りを呼ぶ状態。売りが連鎖しています。
今回の暴落は過去のパターンに沿っています。
それは、80~90年サイクルであり、2020年はグレートリセットであり。
今回の暴落は1929年の世界恐慌と同じパターンです。
1929年と2019年のチャート比較

今年の暴落するチャートの形はリーマンショックでもなく、ITバブルでもなく世界恐慌の発生した1929年のチャートと酷似している事がわかります。
このチャートから分かることは、「私たちは次のサイクルに入った」という事です。
リーマンショックでは半年で株価が回復しましたが、1929年の世界恐慌では株価が持ち直すのにどれぐらいの期間を要したでしょうか?

1929年から約20年後、1950年代で株価は同程度に戻っています。
今回の暴落後、元の価格に戻るには長期間の目線が必要となりそうです。
タイムラインチャート
ダウ平均のタイムラインチャートです。

上記チャートは日本のバブル前後から直近のコロナショックまでを表示しています。
リーマンショックでは3ポイント下げています。
4ポイント上げた後の2015年にチャイナショック。
2016年にトランプが大統領となり3ポイント上げ、最終的に2020年にもう1ポイント上げた後に暴落。
コロナショックでは…3/17時点で約4ポイント下げています。
まとめ
ダウ平均は1929年のチャートと酷似しており、かなり弱い状態です。
FOMCから挽回となるか?そろそろ既存の薬や治療方法でも対処できる、という報道が多くなるはずです。
そして、下落スピードは幾分か緩やかにはなります。
今回の下落で上がっても、すぐには買わない事。金額ではなく、「時間分散」に注意を払ってください。