ワークマン(7564)の株価から買い時・売り時を考察していきます。
株価急落でも買いと言える銘柄でしょうか?
2021年9月度の月次売上高速報で、既存店売上高は前年同月比2.7%増と2カ月ぶりに前年実績を上回ったものの、小幅にとどまったことが嫌気されたようです。
結論として、買いです。株価下落時に買いの銘柄です。
・2Q累計経常利益は9%増と連続で過去最高を更新!
・今後株価下落時に買い
・株価5,000以下ならに買い
ワークマン(7564)の株価情報
ワークマンの株価
株価:5,340
PER:24.00倍
PBR:4.70倍
BPS:1,136.45
配当金:64円
配当利回り:1.05%
2022/01/20のデータ
ワークマンの事業内容
作業服、関連用品の専門チェーン。
ワークマン独自のPB比率が高く、利益に貢献。
直営店のFC化推進し、全国展開目指しています。
事業セグメント
直営店売上:14%
加盟店向け売上:60%
加盟店収入:21%
他営業収入:5%
ワークマンは直営店と加盟店(FC展開)でワークマン独自の商品をメインに販売しています。
事業セグメントを見る限り、加盟店向けの売上と店舗収入で8割を占めている事がわかります。
加盟店に売上・利益が作りやすいビジネスモデルであり、加盟店を大切にしている姿勢が分かります。
商品については、作業着として販売していたものが、一般アパレルでも通用する商品として浸透してきています。
ワークマンの株価の推移
■10年チャート
■1年チャート
ワークマンの株価は、近年急上昇し、一時10,000円を超える状況に。
直近の株価は6,000~7,000円代を推移しています。
チャートから10,000に株価が到達したタイミングで買われ過ぎであり、6,000~7,000代はターゲット価格内です。
ただし、長期チャートをみるとジリ下がり。購入は様子見です。
経常利益の推移
2020年は増益予想
2016年:99.4 億円
2017年:107.3 億円
2018年:118.5 億円
2019年:147.5 億円
2020年:203.0 億円(会社予想)
毎年経常利益を上昇させており、優良と言えます。
引き続きこの利益を出し続けていけるか注目です。
財務状況
自己資本比率:56.5%
有利子負債自己資本比率:14.83%
ROE:4.53%
EPS:116.93円
流動比率:192.2%
財務状況としては、問題ありません。
有利子負債自己資本比率は比較的低く、流動比率も問題ありません。
ワークマンの株主優待
ワークマンの株主優待は特にありません。
ワークマンの今後
ワークマンは今まで作業着の販売を中心としており、工場勤務・大工などガテン系の方がメインターゲットでした。
現在は主婦層~若年層にも受け入れられる商品を開発し、機能性×デザインを実現させ新規市場開拓が進んでいます。
新規・既存共に売上・利益増ですが、現時点の問題は製造を中国メインで行っていることです。
ワークマンが機能性が高くデザイン性が優れた商品が提供できるのは、提携している中国企業があってのこと。
コロナショックからの立ち直り状況を踏まえ、今後の製造依頼先の戦略見直しが必須となりそうです。
まとめ
ワークマンは自社だけでなく、加盟店へに対しても手厚いサポートができる優良企業です。
今後、新規の市場開拓がどこまで進むか?エリア展開はどの範囲まで行うのか?また、今後の新商品製造元は分散させるか?
このあたりがポイントになりそうです。
しかし、国内企業でほぼ確実に上昇見込める企業です。
結論として、買い銘柄であり、今買いと言えます。
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