マネックスグループ(8698)の株価から買い時・売り時を考察していきます。
2018年に36億でコインチェックを買収し、2021年のマネックスグループの利益の半分は暗号資産分野(コインチェック)から出ています。
振り返ると破格の金額で買収に成功し、暗号資産へ参入し成功しています。
2022年以降は暗号資産を含め、マネックスグループの株価上昇期待できるのでしょうか?
結論として、株価1000円を超え定着で買いです。比較的、高騰の可能性高い銘柄だと思われます。
・2Q累計売上高は67%増と連続で過去最高を更新!
・2Q累計最終利益は312%増で8期ぶりに過去最高を更新!
・配当はなし
マネックスグループ(8698)の株価情報
マネックスグループの株価
株価:654
PER:-倍
PBR:1.75倍
BPS:387.14
配当金:-
配当利回り:-
2022/01/11のデータ
マネックスグループの事業内容
ネット証券大手。香港、米、豪でも展開。
子会社にコインチェック。2020年投資顧問会社も設立。
事業セグメント
受入手数料:47%
トレーディング損益:31%
金融収益:20%
その他:1%
日本、アメリカ、クリプトアセット事業(コインチェック)、アジア・パシフィック、投資事業の5つのセグメントから構成されています。
5つの事業を合算した上で、売上割合をセグメントしています。
マネックスグループの株価の推移
■10年チャート
■1年チャート
マネックスグループの株価は、直近の2021年の1050円辺りから下落中。
長期で見ると2006年の1800円付近から、約1/3の株価です。
チャートからは既に底を打ち、株価上昇に転じている状態です。
直近最安値の500円近辺が崩れない限りは上昇する局面と見れます。
600円~1000円は買いと見れます。
安全を見るのであれば、直近の1000~1050円付近で買いです。
高騰までもう一歩といった所ではないでしょうか?
経常利益の推移
2021年は大幅増益、2022年は更なる増益か減益か?
2018年:86 億円
2019年:17 億円
2020年:41 億円
2021年:212 億円
利益の半分が暗号資産(コインチェック)とすると、「暗号資産市場が活性化しているかどうか?」が利益に直結してきます。
2022年3月でFRBはテーパリング終了し、金利上げが発生します。
このことから暗号資産市場が活性化しにくい状況になるのでは?と想定します。
但し、暗号資産市場は発展途上でこれからも拡大していくことを考えれば、短期というよりは中長期目線では明らかに買いです。
財務状況
自己資本比率:6.4%
有利子負債自己資本比率:274.88%
ROE:17.32%
EPS:55.82円
流動比率:-
マネックスグループの株主優待
マネックスグループの株主優待は特にありません。
マネックスグループの今後
2022年1月に米国のS&Pは最高値を更新しましたが、テーパリングの終了・金利上げの影響もあり2022年の市場全体の先行きは不透明。
やや悲観的な見方が多い中、収益が得られるか。
また、同様に暗号資産市場も米国市場の影響が大きいと予想されます。
短期的には市場全体が厳しい状況になるかと思われますが、調整後は好転していきます。
この反転の好機に乗れれば、株価は高騰していくと思われます。
まとめ
マネックスグループの株価は直近では500円台が底です。
直近の高値1,000を超えてくれば明らかに買いです。
株価600円~1,000円から買い増しを考えても良いと思われます。
チャートの形から、上手くいけば株価が高騰する可能性あります。
ちなみに、1,000円を超えた場合は1,350円付近が一旦の利確目安になり
更に上昇であれば、1,750~1,800円台が利確所となるでしょう。
結論として、マネックスグループは買いです。
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