味の素(2802)の株価から買い時、タイミイングを考察していきます。
食品事業中心ですが、近年では高性能半導体(CPU)の絶縁材にABFという層間絶縁材が使用されています。
層間絶縁材は全世界の主要なパソコンのほぼ100%のシェア。
結論から言えば、買い。
・株価は最高値を更新!
・1株あたりの配当利回りは1.29%、74円
・財務状況は比較的安定
味の素(2802)の株価情報
味の素の株価
株価:5,736
PER:29.95倍
PBR:3.69倍
BPS:1,553.19
配当金:74円
配当利回り:1.29%
2024/02/09のデータ
味の素の事業内容
事業セグメント
調味料・食品:57%
冷凍食品:20%
ヘルスケア:22%
その他:1%
食料品事業が8割を占め、付随するライフサポート・ヘルスケアが残りの事業です。
食料品の事業は比較的ディフェンシング銘柄が多く、味の素についても同様です。
味の素の株価の推移
■10年チャート
■1年チャート
長期的に見ると、2,000円台を底として上昇している事が分かります。
節目の株価は6,000円、超えてくれば更なる上昇が伺えます。
大きな株価上昇・成長はありませんが堅実に事業していることが伺えます。
経常利益の推移
2023年は増益。
2015年:828 億円
2016年:941 億円
2017年:866 億円
2018年:854 億円
2019年:542 億円
2020年:487 億円
2021年:983 億円
2022年:1,224 億円
2023年:1,400 億円
コロナ禍で一時的な減益はあったものの、業績を伸ばし経常利益は過去最高。
財務状況
自己資本比率:50.8%
有利子負債自己資本比率:54.16%
ROE:12.24%
EPS:175.97円
流動比率:202.62%
流動比率が高めで比較的安定しています。
自己資本に対しての負債も少なめで問題点は特にありません。
味の素の株主優待
味の素の株主優待は、味の素の商品です。
【半年以上継続保有】
100株-500株 1,500円相当
500株-1,000株 3,000円相当
1,000株以上 4,000円相当
【3年以上継続保有】
1,000株以上7,000円相当
調味料をはじめ、インスタント食品、鍋スープなどの詰め合わせになっています。
味の素の今後
2020年
国内での基盤は確保でている事で、グローバル食品企業のトップ10クラスを目標。
サステナブルな社会価値と経済価値を継続的に創造し、持続的な成長を目指します。
まとめ
今後も海外展開に注力していく味の素。
ヤマキ・AGF等幅広い食品企業を傘下に収めています。
半導体関連の需要もあり、経営も安定している事を考えると
買いの銘柄です。
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