グリー(3632)の株価から買い時・売り時を考察していきます。
2004年に創業したグリーは、2021年8月に子会社のREALTYを通じてメタバース事業に参入することを発表しました。
メタバース参入発表後は株価上昇。
今後も株価は上昇するのでしょうか?
また、暴落の可能性はあるのでしょうか?
結論として、株価600円~800円辺は買いです。
・1Q最終利益は50%増と2期連続の増益!
・売上高の減少止まらず、1Qは13%の大幅減
・配当はなし
グリー(3632)の株価情報
グリーの株価
株価:803
PER:-倍
PBR:1.41倍
BPS:2,452.97
配当金:-
配当利回り:-
2022/01/07のデータ
グリーの事業内容
携帯ゲームSNS「GREE」運営から、スマホゲームが主軸に。
Vチューバー、メタバースとインターネット・エンタメに展開しています。
事業セグメント
有料課金収入:79%
その他:21%
優良課金収入は「グリー」のゲーム事業から成り立っています。
「釣りスタ」「探検ドリランド」「海賊国コロンブス」などを展開。
その他事業のセグメントには、情報サービスのaumo等の広告メディア事業からの収益です。
グリーの株価の推移
■10年チャート
■1年チャート
グリーの株価は、2011年の2700円辺りをピークに下げ基調。
2020年のコロナショック付近まで下げが続く展開となっています。
しかし、株価300円後半で最安値を付けた後に上昇しています。
最安値のポイントが崩れない限りは上昇する局面が続くとみています。
600円~800円は買いの場と見れます。
経常利益の推移
2021年は増益、2022年は減益か?
2018年:94 億円
2019年:54 億円
2020年:31 億円
2021年:53 億円
グリーの売上は直近では徐々に低下しているため懸念材料です。
コロナ禍以降でも売上が下がっていることを考えれば、注意が必要。
メタバース事業の盛り返しが成功すれば、ここから株価は高騰する可能性が高くなります。
但し、メタバース事業展開がどの程度のスピードで進むか?が問題です。
財務状況
自己資本比率:84.6%
有利子負債自己資本比率:6.68%
ROE:11.64%
EPS:61.44円
流動比率:819.54%
財務状況を見る限り、有利子負債自己資本比率も問題ありません。
情報通信業の場合は原価が大きく発生するものが少ないことが多いため、短期的な負債は少ないのが特徴です。
グリーも他の情報通信業と同様で負債は目立って発生していません。
グリーの株主優待
グリーの株主優待は特にありません。
グリーの今後
2022年はメタバース元年と言われ、投資が活発になっています。
メタバース事業に参入しているグリーにとって追い風になるかが今年の重要ポイントです。
まとめ
グリーの株価は長期的に見て、2020年の400円代が底です。
株価600円~800円代から上に抜けるか、底をもう一度試すか気になるところですが
波に乗れば株価は高騰する可能性あります。
特に意識されるのは株価1,000円。
1,000円代を抜けた場合には、1,500円代に向かう可能性が高いです。
直近の株価から見てもほぼ2倍の株価は試せるのでは?と予想します。
結論として、グリーは買い銘柄です。
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