村田製作所(6981)の株価から買い時、タイミイングを考察していきます。
結論は、買いの銘柄です。
コロナショックの影響で、直近では株価も急落しています。しかし、過去10年・20年ののチャートで長期的に見ても安定した銘柄だと分かります。
・高い海外売上比率と高い営業利益率を誇る企業
・3Q累計最終利益は13%の大幅減…
・1株あたりの配当は1.72%で、97円
村田製作所(6981)の株価情報
村田製作所の株価
株価:5,654
PER:21.28倍
PBR:2.16倍
BPS:2,620
配当金:97円
配当利回り:1.72%
2020/04/25のデータ
村田製作所の事業内容
事業セグメント
コンポーネント:70%
モジュール:30%
京都府長岡京市に本社を置く電子部品メーカー。
電子部品を主力とする企業では世界トップクラス。
セラミックコンデンサーが主柱。原料からのセラミック技術に強み。
TOPIXcore30の一社。
村田製作所の株価の推移
■10年チャート
■1年チャート
アベノミクス以降、株価は2倍に。4,000~6,000のレンジで推移。
国内ではなく海外の売上構成比率が高い企業で、海外・世界の景気の影響を受けやすい。
経常利益の推移
2020年の予想は現時点では不明。
2016年:2,791 億円
2017年:2,004 億円
2018年:1,678 億円
2019年:2,673 億円
2020年:-
コロナショックによる世界的なリセッションで今期は大幅減と思われます。
しかし、影響は一時的であり、他の大手と比較しても回復が早いと予想します。
財務状況
自己資本比率:78.3%
有利子負債自己資本比率:7.69%
ROE:13.52%
EPS:265.72円
流動比率:359.5%
流動比率は高めです。
村田製作所の株主優待
村田製作所の株主優待は特にありません。
村田製作所の今後
村田製作所は高い海外売上比率が特徴です。
そして、高い営業利益率(24.8%)に注目です。
コロナショックによる影響で世界的な需要が減少していますが、コロナウィルスが落ち着いた後に業績が改善できるかどうか?が重要課題です。
ここで考えたいのが、コロナウィルスの感染者のピークを「抑える」か「抑えられない」かです。
参照:https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/20/033100207/
1918年の「スペインかぜ」でフィラデルフィアは感染者数を抑えることができませんでしたが、セントルイスでは感染者数のピークを減らす「抑える」ことに成功しました。
その後、フィラデルフィアの感染者数は減少、経済の立て直しは比較的短期間でした。
しかし、セントルイスでは感染者数は少なかったものの、長期間の不況に陥りました。
日本と海外を比較した時、日本が行っている対策は長期間の不況を受け入れるものです。
海外の売上比率が高い企業は早い段階で回復が見込めます。
まとめ
村田製作所は高い海外売上比率と高い営業利益、そして、製品の高いシェア率を誇ります。
日本と海外を比較しても、海外の経済回復の方がスピードが上です。
村田製作所の株は買い時と言えます。
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