SUMCO(3436)の株価から買い時・売り時を考察していきます。
半導体用ウエハ生産の世界シェア、30%弱の2位の企業です。
買い銘柄、保有すべき銘柄と言えるのでしょうか?
結論は、買い銘柄と言えません。
・株価は長期的に見ても低迷
・長期保有としても向かない銘柄
・今後の世界経済を見ても厳しい
SUMCO(3436)の株価情報
SUMCOの株価
株価:1,282
PER:11.35倍
PBR:1.10倍
BPS:1030.39
配当金:34円
配当利回り:2.73%
2020/03/14のデータ
SUMCOの事業内容
旧住友金属と三菱マテリアルのシリコンウエハを統合、コマツ系も合流しています。
半導体用で世界首位級の企業です。
事業セグメント
高純度シリコン:100%
半導体デバイスの材料になるシリコンウエハの製造を行っており、専門性が高い分野です。
SUMCOの株価の推移
■10年チャート
■1年チャート
長期的に見ても最高値3,000付近で抵抗、一度下がるとどこまでも下がり続ける傾向があります。
直近の株価の推移を見ると、株価は低迷気味です。
経常利益の推移
2020年は減益予想か
2016年:99 億円
2017年:367 億円
2018年:830 億円
2019年:483 億円
2020年:-
2020年3月14日時点の情報で、コロナショックの影響を含んでいません。
世界経済影響を大きく受ける分野で、2020年の減益はほぼ確実と言えます。
財務状況
自己資本比率:56.5%
有利子負債自己資本比率:14.83%
ROE:4.53%
EPS:116.93円
流動比率:192.2%
財務状況としては、問題ありません。
有利子負債自己資本比率は比較的低く、流動比率も問題ありません。
SUMCOの株主優待
SUMCOの株主優待は特にありません。
SUMCOの今後
半導体市場の動向は世界経済の状況を大きく受けます。
今回のコロナショックの影響からも影響大と考えるべきです。
まとめ
SUMCOは、半導体分野で世界でもシェアを有数企業です。
しかし、現在の世界情勢・コロナショックの影響を憂慮すべき。
結論として、買い銘柄とは言えません。
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